リゾート気分でぶらり散歩。マグロと温泉のまち「那智勝浦」を歩く

和歌山県
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町中華が開いてなければ純喫茶でナポリタンでも食べようか…。

そもそも営業している飲食店があまり多くなかったので、ラーメン屋か喫茶店で迷ってたんだけども、蓋を開けたら結局こうなった。

まぁ、生マグロの水揚げ量日本一の町に来て中華ってのも、それはそれで邪道だろうし。
よかったんじゃないかな。うん。

マグロ丼、美味かったし。

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路地をさまよう

さて、メシも食ったしホテルに戻ってブログの続きをやるか。
泊まったホテルは駅から歩いて約15分という距離だった。

二回歩いたので、方角と道は大体頭に入った。
帰りはちょっと違う道を歩いてみるか。

那智勝浦は、駅前だけじゃなくてまち全体が昭和な感じだった。

駅前の感じからして、もっとも栄えてたのは昭和30~40年代頃だろう。
好景気に押され、団体旅行、社員旅行で旅館やホテルもさぞ賑わったことと思う。

「マグロ」と「温泉」という強力なコンテンツを擁しても、地方では衰退に歯止めをかけることは難しい。

人口減社会に突入し、実質的にも日本は貧しくなってるのでどうしても仕方のない部分ではあるものの、寂れゆくまちを見せつけられるとどうにもやるせない気持ちになる。

バラックや古い建物見てテンション上がってる傍らで、半分は大体こういう冷静な思考をしている。

「人口減少」「少子高齢化」「長時間労働」「実質賃金の停滞」「格差社会」「都市への人口集中」「地方衰退」「災害が頻発」「人材不足」「後継者不足」

日本は世界に名だたる課題先進国で、結局ほとんどの課題は密接に関連している気もするんだけど、地方を歩くとなんかそういうことがちょっとずつ分かってくるんだよね。

というか、上で挙げたほとんどを見ることができるわけで。

まちの成り立ちや栄枯盛衰に思いを巡らせながらまち歩きしてる人って、日本中探してもたぶん自分だけじゃないかと思うけど。。

まぁ、思うだけなら実際誰にでもできるけど。
自分にできることはやっぱりやりたいよね、と思うわけで。

それについてはおいおい・・。

それにしても、那智勝浦の町並みはよかった。

温泉とマグロのまちだと聞いてたけど
街並みと路地裏こそがこの町の真髄であるとあえて言いたい。

3日間とも天気に恵まれ、温泉とオーシャンビュー、マグロとまち歩きで存分に英気を養うことができた。

ワーケーション?何だっけ、それ?

って言うぐらいバケーションのウェイトが高かったけど、一応ブログも2本書いた。
なんだかんだ楽しかったので、またいつかやるかもしれない。

今度は山間の温泉旅館がいいかな。

[訪問日:2021年2月21日]


コメント

  1. 定マニア より:

    マグロが有名ですか。那智勝浦と聞けば、やっぱり那智の滝になってしまいますが、それ以外に私の場合は、補陀洛山寺と平維盛ですね。マグロと温泉の恩恵は、彼らのおかげなのでしょうか?或いは生まれ変わりとか。

    • machii.narufumi より:

      平維盛伝説、興味深いですねぇ。
      この寺院も初めて聞きました。世界遺産にもなっているんですね。
      今度こっち方面に行くことがあれば寄ってみようかな・・

  2. 匿名 より:

    那智黒っていうのは、もともと碁石の黒石の事じゃなかったかなぁ
    それをイメージして黒飴を那智黒と命名した。だと思ったんだけど

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