兵庫県の明石市と言えば、子育て層のど真ん中に突き刺さる政策で10年連続人口増という離れ業をやってのけた泉元市長で有名な町だが、そう言えば当ブログでは一度も行ったことがなかったな、と。
書けるような所がないのかと言うとそんなことはまったくなく、むしろ一発目からしていきなりビックリすること請け合いの場所を紹介したい。
明石駅からもほど近い、国道2号線沿いに明らかに異質な光景を目にすることができる。
近づいてみると、どうやら市場の跡らしいということがわかる。
その名を『明石公設国道市場』と言う。
そう言われればそうかな、と辛うじてイメージできる「市」と「道」の文字が残っていた。
国道市場を見る
殊の外しっかりしていた外観を見て「これはもしや?」と思った筆者の期待を微塵も裏切らない完璧なアーケードが顔を出した。
こいつは・・凄い。
アーケードの状態から推し量れる年代は昭和30~40年代と言ったところだろうか。
あるいは、手直しされていて実は20年代でした、と言う話をされても疑いの余地がないぐらいにも見える。
全長50mほどだろうか。
あっという間に反対側に抜けてしまい、振り返ったところで唖然とした。
誰があのファサードを見てこの裏側を想像できようか。
まるで詐欺にでも遭ったかのような気分だった。
憂いていても始まらないので、アーケード内をじっくり観察することにしよう。
チャリンコが結構停まっていたが、住人がいることを意味するのだろうか。
店を畳んだ元店主の住居というのは十分にあり得る話だろうと思う。
一体どういう商店が軒を連ねていたのか、今となっては中を見ただけではさっぱりわからない。
それだけは確かだった。
それにしても、この年代の市場でこれだけ短いものもそうそうお目にはかかれないと思う。
昔は裏側にもまだ先があったとか、国道挟んだ向こう側にもう一本あったとか、そんな想像がむくむくと湧いてくる。
本家 まつ・・
続きが知りたい😣
8~10時間後のお天気は
ってこれ天気予報なのか。初めて見たぞ。
これって店の人が手動で切り替えてたのかな?
だとしたらなかなか大変な作業だと思う。
明石駅からも近いので、興味のある方は是非公設国道市場へ。
場所はこちら。
もう1ヶ所、明石が続きます。
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コメント
ガムテープで隠れていますが、お天気を知らせる看板は美容室か薬局の看板ではないでしょうか?私が子供の頃、美容室には万華鏡みたいに色が変わる看板。薬局には時計がついていたり、気温何度と表示が出る看板がありました。写真の看板は、該当する天気図に明かりが灯って、通行人に分かるようにしていたのでは?
裏側にはガムテープが貼られていないのですが、大阪屋と書かれています。
そしてその下にひらがなで「やおや」と書かれているように見えます。(「お」がちょっと怪しいですが)
そうですね。どういう仕組みかわかりませんが、通行人に天気を知らせるものであることは確かだと思います。