とちぎ蔵の街を歩いてみた[1]

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栃木県。関東に位置するが、首都圏ではなく北関東に属する人口200万の県である。

県庁所在地は餃子で有名な、50万人都市宇都宮である。そして、一見名前的に県庁所在地?と間違えそうになる栃木市(実は明治時代頃、一時期県庁所在地だった歴史がある)があり、こちらは人口16万と宇都宮に大きく水をあけられている。
しかしこの栃木市、江戸時代には舟運で栄えた商都であり、いまでも蔵の街という香ばしいまちなみが残されているとのことで、満を持して見に行ってきた。

蔵の街は、両毛線、東武日光線の栃木駅から北へ、徒歩で10~15ほどの場所にある。
散策は、うずま公園にある室町駐車場を拠点に始めるのをおすすめしたい。

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巴波川

01
公園のトイレ。なかなか気の利いたお出迎え。

02
さらに電話ボックスも蔵仕様。このご時世、公衆電話を使う人もそうそういないと思うけど。

03
蔵の街は、巴波川(うずまがわ)に沿って形成されている。数百年前、舟運でこの地に富をもたらした川こそがこの巴波川に他ならない。

04
うずま公園。散策後に缶珈琲飲みながらしばし読書に興じてしまったほど雰囲気のよい公園。

05
巴波川沿いの遊歩道は、栃木駅から新栃木駅の近くまで約4km続いている。
さすがに完歩はしなかったけど、正直色濃い街区だけ歩けばそれだけでおなかいっぱいになる。それぐらい見ごたえのあるまちなみが続く。

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さて、橋を渡りきったところで遊歩道の散策スタート。時間は既に17時近くになっている。サクサク回って行こう。
最初の物件がこのトタニズム建築。のっけからオーバースペックすぎて鼻水が垂れそう。

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ふと目線を下に移すと。
まったく番犬らしくない。やる気のなさが全身からほとばしってるんですが。
わんわんわん。

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香ばしい商店が軒を連ねる。

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何が素敵かって、この石畳。

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巴波川橋。これだけ見るとちょっと倉敷の美観地区っぽいね。

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川の向こうに見えるのは、塚田歴史伝説館。
塚田家は、江戸後期に木材の問屋を営んでいた豪商とのこと。

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塚田歴史伝説館の蔵。
ちなみにこの巴波川、遊覧船があったりするのでせっかくなら川下りすることをおすすめしたい。

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すごい建ち方をしていたので思わずパシャっと。
まるでつっかえ棒みたいだ・・。

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こんな東芝のロゴ見たことないぞ。
と思い調べてみたところ、1950年(昭和25年)から使用されていたものらしい。1969年から今のとほぼ同じタイプのものと併用され、1984年(昭和59年)に姿を消すにいたった。

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閑話休題。
なぜ栃木市が商都として栄えたのかというと、1617年、家康の霊柩が静岡の久能山から日光東照宮へ改葬される際に荷物を河岸に陸揚げしたことにより、巴波川の舟運が始まった。その後も朝廷の関係者が江戸から日光に毎年参拝するようになり、その途中にある栃木は宿場町として栄えたわけである。
その朝廷からの勅使のことを例幣使と呼んだことで街道は「例幣使街道」の名がついた。

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横山郷土館。
横山家は明治の豪商で、麻問屋と銀行を半々で営んでいたらしい。それを聞くだけで途方もないほどの金持ちだったというのがわかる。

17
で、これがその銀行のほう。

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万年筆病院。一体何の病気を診てくれるのか。謎だ。
豪商たちが遺した記念館も趣があってよいが、個人的にはこういう「the 昭和」な物件のほうがはるかに好みである。なんていうか、観光地として整備されたまちなみはお上品というか生々しさが足りないというか。
まぁ、だいたい歴史的まちなみとか町並み保存区ってそういうリアル昭和がつきものだからちょっとだけ確信犯的に訪れてるという側面も否定できないんですけどね。

後編へ続く。

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