川崎大師・昭和マーケット周辺を歩く

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厄除けで有名な川崎大師。実の名を平間寺(へいけんじ)と言う。
年間参拝者数1千万人を誇り、初詣のときなどはそのカオスすぎる光景がメディアの格好のネタになる真言宗の大本山である。
その川崎大師の近くに昭和レトロな街並みがあるという情報をキャッチしたので、満を持して赴いてきた。

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東門前駅通商店街

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目的地の最寄り駅になるのは、京急大師線の東門前駅。
川崎大師に行ったとき以来、人生二度目の大師線。それぐらい用がない路線(笑)

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駅の東側にある東門前駅通商店街を南下。おっと。いきなり香ばしい物件を発見。

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COFFEEミドリ。いい味出してます。ステンドグラスが美しい。
レトロな純喫茶大好きなのですが、この日はすでに夕刻だったので先を急ぎます。

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ラーメンライスを出してくれそうな雰囲気のある中華料理屋さん。

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と思ってたら、もっと雰囲気のあるお店を発見。その名も東門軒。まったくひねりのない直球すぎるネーミングが清々しい。
ストライクゾーンに来たら柵越え間違いなしw

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トタン建築の物件。トタンは、軽くて安いので昭和30年代以降爆発的に普及した建材。
単純に考えれば築50年くらいだろうか。見つけるたび、まだ残ってるもんだなぁとほっとする。

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レトロな街並みでひときわ存在感を放つおしゃれなカフェ。
とは言え、レトロ感を基調としているのでほぼ周囲に溶けこんでいる。

そう言えば道案内を忘れていた。商店街を300mほど南下したら左へ曲がり、東へ進む。
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看板建築の薬局。

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東へ200mほど歩くと現れるまりや玩具店。
今日は休みだったが、このような「まちのおもちゃやさん」がいまだに現役で頑張っていることに安堵する。

そして、そのまりや玩具店のすぐそばに本日の目的地がある。

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昭和マーケット

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そこには、純然たる昭和のアーケード市場の生き残りとも言える空間があった。
場所が場所だったら闇市横丁と見間違うかもしれない。目の前にあるものはそれぐらい現代では異景だった。

…とまぁ、感傷に浸っていても仕方ないのでとっとと中に入ってみませう。
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いきなり先制パンチを見舞った格好である。NEOGEOのゲーム機は反則だろう。
子どもの頃はゲーセンとか駄菓子屋とかいたるところで見た。というか遊んでいた。懐かしい。

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中は予想以上に暗かった。開放F値3.5のレンズではちょっと厳しい。油断すると手ブレする。
そして日曜に行ったためか、店が開いていない。これは残念だった。

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つぶれてしまったのか日曜だから休みなのかいまいち判然としないが、できれば後者であってほしい。
大型店舗や格安店の台頭で小さい商店街は逆風にさらされまくっているけど、こうして存続していること自体がもはや奇跡と言ってもいいと思う。頑張ってほしいと切実に願う。

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裸電球が郷愁、いや、哀愁を誘う。
2012年に大手各社は白熱電球の生産を終了させているので、そろそろ簡単には手に入らなくなってきている。
こういう場所でLED電球がぶら下がっててもまったく風情を感じないのは私だけではないと思う。

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反対側の入口付近から。昭和マーケットは、L字型で全長100mにも満たないほど短い。

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反対側の入口。

昭和マーケットの場所はここ。

(2ページ目へ続く)

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