中途半端なところで四国編を挟んでしまったので、ここらで話を戻したい。
昨年末、青春18きっぷを使って岡山の美作地方に行ってきた。
そのときに立ち寄ったのが、湯郷温泉の『あの日のおもちゃ箱 昭和館』だ。
姫新線の本数が笑えないぐらい少なかったのと湯郷温泉がアホみたいに駅から遠かったせいで、超珍しくタクシーを使った。(健康志向なので基本はどんなに遠くても歩く人)
温泉街にある、昭和レトロをテーマにした資料館。それがこの『昭和館』。
ずっと前から存在は知っていたものの、足が向かないエリアだったのでなかなか来ることができなかった。なのでようやく、と言った感じ。
※鳥取で知ったんですよね
それではお邪魔します
受付のおばちゃんに400円を払い、早速館内へ。
迎えてくれたのは現役のピンク電話。
さすがにこれはリアルタイムじゃないけど、小中学生の頃はまだまだ緑色の公衆電話がバリバリの現役だった。
携帯電話に先駆けてPHSが普及し始めたモバイルフォン黎明期、依然としてクレカの需要は高くみんな当たり前のように公衆電話使ってたよな。
今のティーンズあたりには1ミリも響かない話だと思うけど・・w
戦前の絵の具だって。
いい感じ。
赤電話と三丁目の夕日。
大正~昭和の三輪車。
すごいなー。全部木で作られてるよ。
続いては昭和30年頃の小学校の教室。
うんうん。やっぱり小学校ってこんな感じだよね。
教科書のテイストはだいぶ違うけど…。
さすがに石炭じゃなくて石油だったけど、煙突つきのこう言うストーブ・・あったなぁ。
今小学校もどんどんエアコンが普及してるって聞くとめちゃめちゃ隔世の感がある。危なくないし、たぶん石油ストーブよりランニングコストも安いんだろうね。
ブリキのロボット。
昔のプロダクトデザインってすごくシンプル。
だから、その分メッセージ性が強い。
昭和初期のパチンコ台。
描かれてるのはゼロ戦ですかね。
昭和30年代のパチンコ台。
ちなみに、館内の展示は年代的には大正~昭和30年代のグッズたち。
大正13年の自動販売機。
一銭入レテ下サイ菓子ガ出マス
音ノスルウチハ入レテモダメ
Wikipediaの自動販売機のページを読んでみると
1924年(大正13年)には中山小一郎が、袋入菓子の自販機を製作し、これが日本初の普及型の自動販売機とされている
とある。これじゃん!!
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コメント
懐かしい電話シリーズ。赤電話、ピンク電話ね。赤電話は煙草屋や薬屋の店先にありましたね。ピンク電話は喫茶店。昔の公衆電話は、青電話と黄色電話だった記憶があります。子供の頃でしたか、夏休みに祖母の実家に遊びに行った時(群馬県高崎市)、ラジオが家の中で流れていて、どこからなのか追跡したら、黒電話から聞こえていたような気がします。私より8歳年上の夫にその話をしたら、地元の人向けの有線ラジオか防災無線を兼ねたものじゃないの?と言っていましたが、何なのかご存知ないですか?
こんばんは。
公衆電話に青や黄色があったのは恥ずかしながら知りませんでした。調べてみたら私が生まれるずっと前だったので、それもそうか、と^^;
電話からラジオが鳴り出す、と言うのは話としてはそれなりにあるみたいですね。近所に放送局があったりすると電波障害の一種でそういうことが起こることがあるようです。