玉出の次に訪れたのは、岸里玉出駅から南海線で一駅の「天下茶屋」。
読み方は「てんがちゃや」。
会社の同僚(大阪人)は「ガチャ」と呼んでいたので、関西人にはそういう呼ばれ方をするんでしょう。
たぶん。
どうせ一駅だからと歩いて行った。
「天下茶屋駅前商店街」は、天下茶屋駅から東に伸びるアーケードだ。
天下茶屋駅前商店街
南海線の駅開設とともに発展した商店街だそうで、駅そのものは明治時代と南海でも屈指の歴史を誇るだけにここもなかなか古そうだが、平成12年にアーケードを建て替えたとかで全体的にずいぶん新しく見える。
天下茶屋というヘンテコな地名は、実はかの太閤秀吉と関係がある。
豊臣秀吉が住吉大社に向かう途中、この地にあった屋敷で茶会を楽しんだという由縁から
天下人+茶屋=「天下茶屋」となったそうだ。
和菓子屋の「もぐらや」さん。
お茶菓子買って帰って一人茶会でも開いたろか🙄
町の本屋さん。
この商店街、アーケード効果なのか小綺麗でシュッとした商店が多い。
あー、これは絶対美味いヤツだ。
腹減ってたら入りたかったヤツだ。
天下茶屋商店会
200mぐらいでアーケードが終わり、その先は「天下茶屋商店会」なる別の商店街になっていた。
なんと。この展開はちょっと読めなかったぞ。
いやなんだこれ。最高じゃん(語彙力)
縦構図でビシッとキマるのはいい商店街の証(謎理論)
本場タコ焼きの大阪であえて明石焼きを出す店があるのか…。
いや、この場合「あった」になるのかな。
もしかしたら昔は駅前からずっとこんな雰囲気のアーケードが続いてたのかな?と推測。
道幅といい照明といい吊り下げ看板といい、建物の古さもすべてがパーフェクト。
しかし大部分がシャッターで、終末感が漂ってるのが気になるな。
あまり先は長くないかもしれない。
天下茶屋商店会は50mぐらいで突然終わりを告げた。
短っ!!
天井のごちゃごちゃ感。この情報量の多さがいいね。
天下茶屋商店会を抜けたところ。
その先はアーケードはないけど「天友会」という別の商店街になっていた。
そこを抜けると阪堺電車の「北天下茶屋駅」がある。
近くで見かけたレトロアパート。いや~これはすごい。
玄関開いてたので中を覗いてみたけど想像以上でした。
お次は南海線の反対側、西天下茶屋方面へ。
[訪問日:2021年8月28日]
コメント
うちのかみさんは「ガヂャヤ」と呼んでました、正直今では萩之茶屋よりも治安的には天下茶屋の方がヤバそうな人が多いかなぁ(^_^;)
亀田みたいなのホンマに居ますもん!
値段的にも釜ヶ崎より天下茶屋の方が安い場合が多いですね、ところで私いつも思うのですが山王と言う地名って大抵の場合ディープな街が多いような気がしませんか?
いやぁ、あのへんはもう一帯で治安悪いと思っていたほうが安心じゃないですかね(笑)
山王・・そうですね、そう言われればそんな気もします。