番外編というかおまけみたいな話を今日は少し。
もうタイトルの通りなんだけど、今から4年前の2022年5月に、8年ぶりに大阪の貝塚遊郭跡に足を運んだ。
前回↓

と言うのも、当時とあるカフエー建築(大正時代に建てられた遊郭時代の建物)が、“ある意味での一般公開”が行われるようになっているとの耳寄りな情報を聞いて、意気揚々とクルマを走らせたわけである。
それが、、
こちらの建物。
見た目は当時と変わっていないが、のれんが掛かっている。
一体何のお店がオープンしたのか。
カフェとして利用されていた
実はここ、いわゆる地域コミュニティでよくある、地元民向けのふれあいカフェ的なやつで、「ちょっとよってってカフェ」という名前で月に一度、第4土曜日のみオープンするカフェとして営業していた。
過去形にしたのは、今現在この建物は「まる珈琲店kumoki」という毎月第4土・日13:00~17:00のみオープンするカフェとなっており(しばらく休業していたそうだが今月より再開)、当時とだいぶ状況が異なっている可能性が高く、あえて番外編と言ったのもそれが理由である。
※館内を自由に見学できない可能性もあるので、そのあたりは各自で事前にお問い合わせするか現地でお尋ねください
さて、そんな訳で若干の心苦しさを抱えながらも、この日の出来事を振り返ってみたい。
このカフェ、採算度外視のモーニング100円というありえない価格設定で営業していた。
ではとりあえず中に入ってみましょう。
ほぼオープンと同時に着いたのに、すでに結構なお客さんが来ている様子。
入った瞬間、スタッフのおばちゃんがニヤニヤしながら「もしかして二階ですか?」と尋ねてきた。
そりゃ、基本近所の人たちしか来ないところに初めて来た奴がガチっぽいカメラを首から提げてたらそういう質問になるのも無理はないわけで(笑)
すでにバレてるなら話は早いとばかりに、ひとまずモーニングを頂くことにした。
これが100円モーニング。明らかに赤字ですやん。。
もはや採算という概念すら存在していなかった…。
入口の案内に「フリーマーケットやってます」と書いてあった通り、廊下を挟んでカフェと反対の部屋がフリマ会場となっていた。
近所の人たちが持ち寄ったと思われる品物が、かなりの破格で売られていた。
館内を散策(1階)
朝ごはんも済んだところで散策を開始。
二階の見学もOKと言ってもらえたので、気分よくミッション開始といきましょう。
玄関回りで特段目を引く意匠は、入って正面の靴箱の上と、上がり框の天井部分ぐらいであとは普通の古民家と言った趣。
右側のカフェスペースは人が多すぎてとても写真撮れるような状況ではなかったが、そんなに凝ったつくりではなかったような記憶。
と言う訳で二階へ行ってみましょう。
館内を散策(2階)
二階は女給さん(見た目が妓楼ではなくカフエーっぽいので、娼妓ではなくあえて女給と呼ぶ)の仕事場が数部屋と、さらに洋間も何部屋かあって思った以上に広かった。
正面の道路に面した小部屋。おそらく当時の仕事部屋でしょう。
同じく小部屋。
格式が高い女性が使っていたのか、広い部屋も。
洋風な外観とは裏腹に、奥内は基本的に和テイストな装飾。
建物の所有者が好きだったようで、雛人形がいくつか飾られていた。
普通の洋間も。何に使われていたのだろう。
この廊下をかつて、どれほどの男たちが歩いたのだろうか。
洗面所。
トイレ。
このへんはいたって普通の意匠。
とは言え細部を観察すると、ところどころ目を引く意匠も。
100円でモーニングを頂き、さらに二階の見学までさせてもらいもう大満足。
早起きして貝塚までドライブして来た甲斐があったというもの。
久しぶりに来たので、貝塚遊郭跡をひとしきり散策してから次なる目的地へと向かった。
[訪問日:2022年5月28日]
























コメント