Fatな鯉が泳ぐまち。山陰の小京都「津和野」を歩こう

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隣はもう山口。アホみたいに横に長い島根県の南西、最果てに位置するのが「津和野」である。
かつて城下町だった歴史のまち。ここには、今も昔ながらの町並みが残っている。

温泉津から山陰線、山口線と乗り継いで津和野に着いた頃には時計は22時を回っていた。

翌朝。山陰地方の天気は昼から雨予報。
重たい空とにらめっこしながらまちへくり出した。

津和野は周りを完全に山に囲まれた盆地にある、まるで隠れ里のような小さなまちだ。
水に恵まれた、城下町の名残をとどめる町並みは「山陰の小京都」と呼ばれている。

また小京都か。よく聞くよね、ホント…。

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津和野の歴史

2013年8月に「武家町・商家町」で重伝建に選定された津和野。
保存地区は、メインストリートの本町通りを軸に東西へ広がっている。

津和野に城が置かれたのは鎌倉時代と言うから歴史は長い。
城下町が整備されたのは江戸時代のことで、山陰~山陽をつなぐ交通の要衝だったこともあり商業のまちとしても発展。

津和野の中心部は江戸期の城下町にあたるところで、当時の町割がほとんどそのまま残っている。
それに加え、江戸時代の武家屋敷や江戸~明治の商家建築、明治~昭和初期の町家建築等も良好に残っている。

そのあたりのことは、本町通りを歩けば百聞は一見。重厚な建物がそこかしこにありかなりインパクトの強いまちなみとなっている。

大正年間築の古橋酒造。創業は明治初期。
ようく観察すると横に洋館がくっついていてちょっと面白い。

ここで「初陣」という地酒を自分用に買ったんだけど、これがまた大当たり。
また津和野に行く機会があれば絶対に欲しいと思える逸品でした。

この本町通りには商家建築が多いのだけれど、ほぼすべての建物が通りに対して平入りなのでゆったり広々とした印象を受ける。

そして、いちいち横にでかいのでそのサイズ感に圧倒される。

ただ、保存地区自体はコンパクトで、南北に貫くメインストリートは端から端までで600mぐらい。
駅前で立地もよいし、何よりまちなみがキレイ。ここは個人的にはかなりオススメしたい。

分銅屋・七右衛門本店という思わずひれ伏したくなるようないかめしい名前のこちらはお香製品を扱う雑貨屋。
1853年に発生した大火直後に建てられた、保存地区内最古の商家建築らしい。

ペ、ペリーが来た年やないかい・・

でもね、ひとつだけ言わせてもらいたい。

この家紋?がエヴァンゲリオンの使徒の顔にしか見えないんだよ・・!!

素敵な旅館

なまこ壁の蔵もよく見かける。

明治中期の建物、旧河田家具店。

現在は三松堂という和菓子屋さんになっている。

この交差点の先が本町通り、後ろが殿町通りとここで町名が変わる。
江戸時代にはこの場所に惣門が置かれていたらしい。

津和野カトリック教会。

この教会、夜にライトアップされるというので宿にチェックイン後すぐ行ってみたんだけど、時間が遅かったのかすでに真っ暗…。いとかなし。

(2ページ目へ続く)

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