もはやここまでか…三宮にある「二宮市場」がすでに末期だった件

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丸五市場からふたたび徒歩で西代まで戻り、阪神直通特急で三宮へ。
本当はもう一ヶ所予定していたんだけれど、おっちゃんとの立ち話が効いて計画が狂ってしまった。(でもそんなのは些細なことと思えるぐらいいい時間だった)

三宮駅から、北東方面へ。
1週間前に起きた市バスの事故現場には献花台が置かれていた。黙祷を捧げ、足早に目的地へと向かった。

 

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二宮市場

三宮は生活圏内なのでそれなりに詳しいつもりでいたけど、そう言えば北東って行ったことなかったな。

一度だけちょい飲み手帖で「食工房 遊」ってお店に行ったことがあるけど、目的の二宮市場はそのさらに先だった。

※「ちょい飲み手帖」とは夜版のランチパスポートで、1000円で1杯+1~2品が出てくるランパス以上にお得な本。残念ながらまだ西日本にしかない。

 

二宮商店街を北へ進むと、程なくして二宮市場の入口が現れる。
これか…。

この少し前。Twitterか何かで解体されたと言う不穏な書き込みを目にしたのでもうないのかと思ってたけど・・あるな。あれ。

ただ、ブルーシートがかけられてるわ、直視するのが憚れるほど全体的に傷みがひどい。

ただ、こういうのを見に来た立場としては自ずと顔がほころんでしまう。
すごい、ここ。

垂水と新長田ですでにお腹いっぱいだったけど、二宮市場も負けず劣らずポテンシャルが高い。
何ていうか、最後のデザートにステーキが出てきた感じである。

ところでこの市場、いつからあるのかと言うとなんとできたのは大正12年。
戦災で焼け落ちて復興し、このアーケードが出来たのは昭和35年とのこと。

ってことは来年で60年か。

面白いことに、屋根がドーム状になってて不思議な印象を受ける。
ただの遊び心なのか、建築的に重要な意味があるのかは素人にはわからない。

ゴールが見えた。100mぐらいの短い商店街だ。
だが、ここまで見てきて何かお気づきになった方もいるだろう。

一瞬、一斉定休日か何かと思えるほどなんとシャッターを閉じた店の多かったことか。

やはりここも高齢化で衰退に歯止めがかからないようだ。
三宮から徒歩5分ほどの場所にありながら、これほど寂れているのは正直ショックだった。

ちなみに神戸市は、対前年比人口減ワースト1位という不名誉な記録をたたき出すほど今喘いでいる。
三宮タワマン規制という謎の施策も影響していそうだが、たぶんあまり知られていないだろう。

三宮に限って言えば人も多くて栄えてそうに見えるが、それはあくまで本当の中心部だけだったことが二宮市場に来たことでよくわかった。

ちょっと缶コーヒーでも飲もうと自販機を探しに行ったところで、妙な空き地があることに気がついた。

まさか・・

そう、まさにこれが解体された二宮市場の片割れ・・

実はこの市場は二本並行するアーケードがあったのだ。
空き地の向こうには憎いほどの青空が広がっていた。

現状を考えたら、今残るアーケードもそう遠くない未来になくなってしまうかもしれない。

急速に昭和の残り香が消えて行く日本。
これも時代の流れなのだろうか。

[訪問日:2019年4月27日]


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