レトロアーケードを歩こう。福岡・吉塚商店街

この記事は約4分で読めます。

三角市場に始まり、福岡市内(と言ってもほぼ市街地だけど)を歩き回った一日もこれでようやく終わり。
最後に行ったのが、博多のお隣「吉塚」にある吉塚商店街。

博多からそれなりに近いにも関わらず、住宅街に埋没するかのように完全に付近の下町風景に溶け込んでいた。

Googleマップ見ながらでも不安になりそうな場所で、我ながらよくたどり着けたな、と…。

スポンサーリンク

誕生から70年ほどが経つようです

柳橋連合市場同様ここもWebサイトがあり

 

「吉塚市場」との名称で呼ばれだしたのは、戦後、特に食料が不足している頃-昭和25年頃、魚屋2軒(松本・広方)それに八百屋1軒の3軒くらいでやっていたのが始まりです。

 

昭和32年頃に福岡市の許可をとってアーケードを設け、それが今に残る佇まいとなっています。

 

アーケードの入口に「吉塚連合市場」と書いてあったように、正しくは吉塚“市場”なのかも。

成立から70年、アーケードもすでに60余年のベテラン選手である。

行ったのが正月だったのでこの先すべての写真が廃墟にしか見えないと思うけど、平日に来たら結構やってるお店も多いようだ。

吉塚駅からは徒歩5分ぐらい。博多駅から歩いても20分ぐらいあれば行けちゃうんじゃないかって場所で、今でもしっかり現役なのはちょっとした奇跡。

市場は十字路になっており、端から端まで100mぐらい。

公式サイトによれば4つのブロックに分かれており、店舗数は48。
最新情報ではなさそうなことを差し引いても40ぐらいはあるだろうか。

近年ではスーパーが林立し、近隣の区画整備、再開発等も進んでこの市場だけが完全に取り残された一角となっているようであるが、最後の結び方がまた秀逸だった。

現役バリバリの魚屋

今また、昔ながらの対話の商法を踏みしめて、新しい展開をそれぞれの店々が模索する時が到来したのではないかと感じています。

吉塚商店街のあゆみより

ほんとそれ。自分も常々同じことを思っていたので思わず膝をたたいてしまった。

それについてはこちらの記事を読んでいただければ。

最近、家から徒歩圏内にこんな市場があったらどんなにいいだろう・・と 妄想 空想することが増えてきた。いよいよおかしくなってきたのかもしれない。

銭湯があった

休みの日に家にいて、今日の夕飯何にしよう・・とかなったときに、こういう市場に行っておばちゃんに「今日のオススメ何?」とか「ちょっと安くしてよ」とか、はたまたレシピを教えてもらったりとかさ、そういうの楽しいと思うし

そんなんスーパーじゃ絶対無理じゃない。

…銭湯ってこんなんだっけ?

それで、お店の人が美人だったりしたらもう言うことなし。(アホ)

 

あぁそう言えば、このとき1週間ぐらい福岡にいたんで、いたるところで福岡弁(博多弁)を耳にしたわけなんだけど・・

 

スポンサーリンク

博多弁が可愛すぎてツライ

ラピュタを中枢から破壊した滅びの呪文『バルス』

博多弁は、古文書によるとあのバルスの7倍ぐらいの破壊力を秘めていると言われている。

以下に一例を挙げよう。

①「~ばい」

その店うまかばい
あんたのことバリ好いとるばい!

 

②「~けん」

明日からまた頑張るけん

 

③「~と?」

なんで会えんと?
もう帰ると?

日本三大美人と称される博多美人に、他県の男がこんなことを言われた日には

 

骨抜きにされておかしくなるのは火を見るより明らかである。

 

もし友人が突然博多に移住するとかわけのわからないことを言い出したら、それはきっとハニートラップに引っかかったのだ。
温かく送り出してあげよう。

 

途中からネタに走ってしまったけど、吉塚商店街の渋さ博多弁の可愛さが正しく伝わったのであれば思い残すことはありません。

ご清聴ありがとうございました。

[訪問日:2019年1月2日]


コメント

タイトルとURLをコピーしました