俗に「備中の小京都」と呼ばれる岡山県高梁(たかはし)市。
高梁川に沿って南北に開けた盆地の町は、現存天守の日本三大山城『備中松山城』の城下町でもある。
今も商家の家並みと武家屋敷群が残る備中高梁の町並みをぶらぶらと歩いてみよう。
そう言えば吹屋に行ったときは備中高梁駅からバスに揺られてったなぁ、なんて懐かしみながら2年半ぶりにやって来た備中高梁。
国道沿いの観光駐車場にクルマを滑り込ませ、ぶらぶらと歩き出した。
もうね、こんな酒屋があったら入らないわけにいかんでしょw
ここで高梁の地酒をお買い上げ。
店主のおばあちゃんに話を伺うと、こちらの尾島酒舗さんは昔は造り酒屋だったそうで「瑞穂」なるお酒を醸していたと。
これがその証拠。
紺屋川美観地区
かつて備中松山城の外堀の役割を果たしていた紺屋川の河畔には、桜と柳の並木道や歴史のある建造物が情緒豊かな町並みを創り出していて「美観地区」と呼ばれている。
美観地区。岡山特有の呼び方なんですかね。
ちなみに「日本の道100選」にもなっているそうで。
備中高梁で絶対外せないポイントのひとつなのでここは確実に抑えときましょう。
外堀ってことは城もこの近くにあるん?ってなりそうだけど、実はここから2kmぐらい離れている。
歩いたら軽く30分以上はかかりそうな感じだったから「別にいいや」ってなった(笑)
岡山県下最古の教会「高梁キリスト教会」。
頼久寺庭園。
足利尊氏が諸国に建立した安国寺のひとつと言われる頼久寺。
庭園は、江戸初期に奉行として赴任した小堀遠州が築いた枯山水だそうな。
武家屋敷群
紺屋川の北側、備中松山城の登り口にも近い石火矢町は元武家町。
『石火矢町ふるさと村』として整備されている。
※「ふるさと村」は岡山県の町並み保存指定地区の呼び名
江戸時代の武家屋敷が残る約250mの通り。
この場所、「男はつらいよ」の撮影で使われたんだって。
武家屋敷旧埴原(はいばら)家。
江戸中期~後期の母屋を持つ。
石火矢町ふるさと村の雰囲気。
土塀がいかにも武家屋敷群っぽさを醸し出しててちょっと萩っぽい雰囲気。
武家屋敷は二棟公開されている。
こちらがもうひとつの旧折井家。
料金は共通券で大人500円也。
見学する時間まではなかったのでするっと通り抜け。
風情だけ堪能してきましたw
どん突きで川にぶつかったのでそこを左折。
川向こうが城のあった臥牛山になるので、これが内濠の役目を果たしていたのかなっと予想。
で、こちらの素敵な古民家はなんと居酒屋だそうで。
うーむ。これはちょっと入ってみたいぞ。
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