赤穂の城下町で古い町並みが残るのは、城と駅の間にある加里屋付近となるが、そちらに行く前に1ヶ所寄り道。
ひときわ目を引くこちらの洋館は1908(明治41)年に建設された「赤穂市立民俗資料館」。
当時、大蔵省には塩の専売を管轄とした「塩務局」と言うのが全国にあったが、すなわち『赤穂塩務局庁舎』として建てられたのがこちらの建物。
ちなみに日本最古の塩務局庁舎であるそうだ。
中を見る余裕まではなかったので外観を眺めたのみ。
という訳で駅方面へと向かう。
赤穂城から浅野家の菩提寺「花岳寺」へと至る道をお成道と呼ぶが、赤穂の古い町並みはざっくりこのあたりを中心に残っている。
赤松滄洲宅跡
さすがに歴史ある城下町だけあって、伝統的な町家が結構残っている。
白壁土蔵
郵便局の前ではた、と足が止まった。
赤穂加里屋郵便局、改赤穂忠臣蔵郵便局(笑)
入った瞬間斬られそうな予感がするんだけど大丈夫なんでしょうか。
こういう家憧れるなぁ。
一度でいいから住んでみたい。
赤穂では珍しい妻入。
画廊ですって。
花岳寺の前で道が広くなってちょっとした広場みたいになっていた。
そこから西を向いたところ。
ん?何かあるぞ。
かなり尖った私設博物館、その名も「ビートルズ文化博物館」。
ここについては私の友人が著書で詳しく書いてるので、この場を借りて紹介しておきます。
ビートルズ文化博物館の前には「加里屋旅館Q」という古民家宿がある。
名前が似てるのでピンときたんだけど、宍粟の山崎町にある「山崎旅館Q」は実は同じ系列の姉妹店のような間柄にある。
発酵のふるさと宍粟の古い町並み「酒蔵通り」
兵庫県西部の宍粟(しそう)市。東京23区と同等の広さを持ち、面積の9割を山林が占める豊かな自然に恵ま...
加里屋旅館Q、袖壁のデザインがかっこよすぎる。
というか袖うだつの部類に入るのかな。
「加里屋旅館Q」の先で見かけた間口の長い町家。
こっちも長くなってきたのでここらで区切ります。
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