伊東温泉の赤線跡「猪戸新地」と「新天地」

伊東にゆくならハ・ト・ヤ~♪

思えばすごいCMだと思う。老若男女を問わず、現在でもこのフレーズは知名度抜群なのである。
しかし今聞くと、ナレーションの「デラックスな設備」に隔世の感を禁じ得ない…。

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そんな伊東温泉へ

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旅の締めくくりは、そのハトヤがある伊東である。車やバイクで通過したことは数知れず、電車で来たのはたぶん初めて。

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伊東には二ヶ所赤線があったという。ひとつは駅の南側の「猪戸町」、そしてもうひとつは西小学校付近の「新天地」。まずは猪戸町のほうから見て行きたい。

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さて、『全国女性街ガイド』には次のように書かれている。

猪戸温泉通りの左右に合法、非合法を入れ約五十軒、百五十名の○○たちが「肉体ずばりで行きましょう」と精悍な瞳を輝かせ、赤いネオンの下に妖しくも脂粉を彩っている。ほかに、最近西小学校附近に出来た新天地にも十軒五十名の女たちがいる。

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看板に「猪戸店」の文字。どうやらこのあたりが猪戸町のようである。

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それにしても50軒とは余程の規模だったことが窺える。
実際猪戸町と言っても広く、指定地に該当するのは猪戸一丁目とその東側、中央町界隈である。

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ついさっきまで「いのと」「いのど」と打ち込んでは「変換されないなぁ」などとぼやいていた。かなり恥ずかしいことをやっていたらしい。「ししど」が正解。

絶対これ猪瀬知事のせいだと思う

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脂粉は漂ってないけど明らかにここだろうという雰囲気になってきた。
どうやらこの辺りは現在でも伊東屈指の盛り場であるようだ。

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そんな中、目に飛び込んできたのはカフェーな理容室。

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その横にも、なんだかよくわからない意匠の建物。すこぶる遺構くさい。

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お、ここだここだ。
伊東にはこれを見に来たと言っても過言ではないアーチの残骸。まだあったんだよかった。

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そしてその背後に建つこれまた妖艶な建物。
たぶん界隈で唯一残る当時の木造家屋だと思う。もはやラスボスの風格すら漂っている。

(2ページ目へ続く)

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コメント

  1. maru より:

    おおっ!なつかしいランクル!
    男の車ですな。

    伊東は、しりませんでした。

    • mast-mo より:

      思わぬところに反応しましたねw

      是非是非泊まりがけで散策してみてください~

  2. ラスボス より:

    こんばちは(´;ω;`)
    その『ラスボス』は築100年経つうちの実家です・・・アーチの残骸はうちの所有になっております。

    去年まで外灯として使っておりました。
    去年から町内会がその横の電柱にLED外灯を設置しましたのでうちのアーチ外灯はお役目ごめんになりました。(´;ω;`)

    門の横に黄緑のザルがいくつか見えますね。それカブトムシの飼育用のです。
    自転車の横に見えるのはミヤマクワガタの飼育ケースのようですね。
    現在去年生まれたミヤマの幼虫を数百匹飼ってます。

    • mast-mo より:

      こんばんは。コメントありがとうございます。
      なんと・・ご実家ですか!しかも築100年とは・・いやはや驚きました。
      ということは、私が見たときはまだ外灯として使われていたのですね。残骸だなんて・・失礼致しました。

      カブトムシとクワガタを飼われているのですか。しかし数百匹とはすごい数ですね。
      まさか所有者の方からリアルな話をお伺いできるとは・・大変嬉しく思います。ありがとうございました。

  3. にゃんこさん より:

    三居ビルの通りをアーケード側に進むとちょうどアーケードの中央にぶち当たります、そこの十字路を真っすぐ海側へ進むと呉服屋さんがあり、その呉服屋さんのある場所が赤線のあった場所だと聞いております
    自分の両親は東京から駆け落ち同然で伊東に来て母は伊東市で芸者さんをして父は会社員でした、当然自分も同市内で育ちました、花街の事を良く母から聞いていました

    • mast-mo より:

      貴重なコメントありがとうございます。
      呉服屋さんは十字路の少し先でしょうか。
      伊東は温泉街の規模も大きいですから、昔はさぞ芸者さんも多かったのでしょうね。
      今はもう少なくなったそうですが、なくなってほしくない文化です。