福井県

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近代建築とソースカツ丼のマリアージュ。伝統の港湾都市「敦賀」を訪ねて

越前大野から長々と綴ってきた北陸旅。終わりの見えないエンドレスレインに打たれ続けた史上最低な三日間を奪回すべく、最終日にして初めてお日様の姿を拝むことができた。 そして、猛烈な暑さが戻ってきた…。 残...
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ようこそ北陸へ。旅人の拠り所として栄えた玄関口の宿場、北国街道「今庄宿」

これを書いてる2023年3月現在、最も新しい重伝建(重要伝統的建造物群保存地区)は2021年8月に新たに選定された三件。そのうちのひとつが福井県南越前町にある「今庄宿」である。 ※なお2022年は19...
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荒波を越えた男たちの夢のあと。南越前町「河野北前船主通り」

越中八尾で予定を2時間近くオーバーしてしまったせいで当初行く予定だった片山津温泉は諦め、あわら温泉に寄ってこの日は「道の駅越前」まで走った。 夜半、屋根を叩く雨音に幾度となく眠りを妨げられ、寝不足のま...
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そこは北陸の小京都。朝市と湧水の城下町「越前大野」ぶらり散歩

2021年のお盆期間は本州に前線が停滞し、記録的な大雨となった。おかげで違う意味で思い出深い旅となった4日間を、少しずつ記憶から掘り起こして並べて行こうと思う。 あの夏、筆者はクルマで北陸へ旅に出た。...
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開運招福!甦った明治の旧料亭「花月楼」

勝山、湊遊郭。 かつて花街として栄えた河原町通り(勝山市本町)に、目新しい建物が1軒立っていた。 「花月楼」と書かれた料亭建築。花街の名残であることはひと目で解ったが、何やら外に開かれている様子。 何...
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最後の街…勝山市・湊遊郭跡探訪記

福井県の勝山市。 永平寺からも近く、名高いのは恐竜とスキー場・・その程度しか知らず、無論訪れたことはなかった。 この勝山には、かつて遊郭があったと云う。 なるほど。ならば行ってみようと、此処を旅の最終...
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北前船の夢の跡。三国町・滝谷出村遊郭跡

奇勝、東尋坊を擁する、福井県三国町。 2006年にその名を返上し、坂井市三国町となったその港町には、古くから栄えた遊女町、「出村遊郭」があった。 三国港は、九頭竜川が日本海に注ぐ河口に位置する。 福井...
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旧武生市「尾花新地」跡を歩く ~失われた名前を求めて~

福井県武生(たけふ)市。 2005年、平成の大合併で消えたその街は、巷では「越前市」と呼ばれている。 その地には、かつて『尾花新地』と呼ばれた遊郭が存在した。 尾花。そして武生。 自らのアイデンティテ...
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若狭鯖街道『熊川宿』~宿場町風情と葛まんじゅうに癒される~

若狭街道。通称、鯖街道。 若狭の鯖を京に運んだその街道の中継地として賑わったのが、福井県にある『熊川宿』。 1996年に重要伝統的建造物群保存地区に選定されたまちなみは宿場町の名残を今なおよくとどめて...
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小浜西組「三丁町」最大級の旧料亭『蓬嶋楼』

昔ながらの町並みが残る福井県小浜市の小浜西組地区。 かつて茶屋町だった「三丁町」に、一般公開されている旧料亭『蓬嶋楼(ほうとうろう)』がある。 蓬嶋楼の建物は明治元年に建てられ、明治初期から昭和期にか...
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茶屋町、寺町、商家町。「小浜西組」は色んな顔を持つ素敵な町です。

舞鶴から東へ向かうと程なくして福井県に入る。 そこから約30km走ったところで、次なる目的地「小浜市」に到着した。 小浜の歴史 来たことももちろん初めてだけど、そもそも前知識がまったくないのでちょっと...
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昭和のくらし@福井県立歴史博物館<3>

なんとなく前編で完結してしまった向きがあるが、実はまだ続きがあったりする。 大衆食堂 仕事帰りにこういうところで気の合う仲間とプロ野球でも観ながら瓶ビールで一杯やる。 考えただけでもたまらない。それこ...
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昭和のくらし@福井県立歴史博物館<2>

昭和30年代後半~40年代。高度経済成長を経て庶民の暮らしが大きく変化した時代。 常設展では、当時の人々の暮らしを再現している。 古き良き時代 いわゆる「昭和ノスタルジー」ともてはやされる昭和30年代...
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昭和のくらし@福井県立歴史博物館<1>

福井県立歴史博物館の中に昭和レトロを再現した街並みがあるという情報をキャッチし、ツーリングの道中に立ち寄ってきた。2012年の夏のことである。 ここには「昭和のくらし」という常設展があり、常設展だけな...
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