2022-03

静岡県

マグロとカツオと黒はんぺんの街「焼津」の赤線跡を歩く

ぼんやりと空を眺めていた。 懐かしい磯の匂い。記憶と眼の前の景色を重ねてみる。あぁそうだ。こんな風景だった。 人生なんて偶然の積み重ねだと鼻で笑いながら、映画みたいな人生に憧れていたあの頃。 今思えば...
0
愛知県

西尾市一色町 特殊カフェー「睦荘」

道すがら、西尾市の一色町にあった特殊カフエー、「睦荘」を見ていくことにした。一色町はうなぎの養殖が盛んなまちで、かつては、2004年に廃線になった名鉄三河線が碧南から通じていた。 カフエー街は、今はな...
0
愛知県

惜別の鱗窓。碧南市「衣浦荘跡」(衣浦温泉)を訪ねて

―2021年、『鱗窓』の愛称で一世を風靡した衣浦温泉の元旅館、「吉文」が静かに逝った。 いや、そういう名前の温泉街があったのも昔の話だ。今はもうない。世間的には温泉街になる前の特飲街、衣浦荘(きぬうら...
2
愛知県

ご当地アイドルに会いに行こう。六古窯のまち常滑で楽しむ「やきもの散歩道」ぶらり散歩

知多半島の真ん中あたりに位置する愛知県常滑市(とこなめし)は、六古窯のひとつに数えられる「常滑焼」で知られる焼き物のまちである。 常滑駅からもほど近い小高い丘の上に、昭和初期頃に隆盛を極めた窯業集落が...
0
愛知県

常滑の赤線跡『常楽園』を訪ねて

日間賀島から師崎港に戻り、常滑へ向けクルマを走らせた。 常滑と言えば六古窯の「常滑焼」で知られるまちだ。窯元が点在する散歩道を散策する目的でやってきたが、ふと思い出した。   確か…常滑って赤線跡なか...
0
愛知県

タコ野郎!会いに来たぜぇ!多幸の島、福の島、「日間賀島」へ行ってきた

篠島の北約3kmの位置に浮かぶのが、同じく愛知三島を構成する「日間賀島(ひまかじま)」。師崎港から篠島へ向かう高速船は日間賀島へも寄港する(すべてではないので注意)ので、篠島とセットで訪れたい島だ。 ...
0
愛知県

三河湾に浮かぶ離島「篠島」訪問記 ~迷宮の路地裏に酔え~

愛知県には離島がある。 うむ、「セントレア」・・と喉から出かかった言葉をすんでのところで飲み込んだ。空港の話をするようなブログではないことは、一応8年もやってるのでギリギリ理解しているつもりである。 ...
0
岡山県

魚とレジャーのリトルアイランド。日生諸島「頭島」を訪ねて

ここのところコンスタントにリリースしてきた岡山編も今回で最終話。最後に歩いたのは、日生港から南へ4kmほどの沖合に浮かぶ、日生諸島の「頭島(かしらじま)」である。 尤も、日生から橋で繋がっているのでほ...
0
岡山県

うますぎて震える…!カキオコのまち「日生」の路地裏とその文化的景観

大多府島から日生に戻ったところでようやく遅い昼飯にありつけた。 そのまま次の目的地へ向かうつもりだったが、日生の街並みがいたく素敵だったので予定を変更してちょっと歩いて行くことにした。 歩いたのは日生...
0
岡山県

風待ち島で風を待つ。日生諸島の「大多府島」へ行ってきた

視点が変われば景色の見え方も変わってくる。島旅をするようになれば島に興味が出てくるし、島に興味が出てくればどんな島でも行ってみたくなるのが人情というもの。 「次はあそこだな…」と狙いを定めていたのが兵...
0
岡山県

創業は幕末!ゆかりの人々に圧倒される備前の老舗宿『ゑびすや荒木旅館』に泊まった話

古くは瀬戸内の良港として栄え、旧山陽道の片上宿としても賑わった岡山県の備前片上。宿場町時代の記憶をすっかり忘れてしまった通りで、往時を偲ばせるものと言えばかつてその場所に何があったかを記した標柱ぐらい...
0
岡山県

素敵な焼きものを求めて。備前焼の里「伊部」を歩く

我が国には優れた陶磁器の産地がたくさんある。 「○○焼を思いつく限り挙げよ」 なんてお題を出されて、ひとつも出せない人はいないのではないだろうか。それほど日本には焼きものの文化が根付き、我々の生活に欠...
0
岡山県

吉井川の水運で栄えた…「和気」の古い町並みを歩く

岡山の南東部に和気町(わけちょう)という町がある。古い町並みや建物が好きな人はすぐにピンとくるであろう和気には、水運で栄えた歴史と往時を偲ばせる風景が僅かながら残っている。 現在、まちの中心部と言えば...
0