レトロを訪ねて。熊本が誇る異空間『河原町繊維問屋街』

熊本県
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はや二ヶ月ほどだらだらと書いてる九州ロード。
このとき、10泊10日という過去最長の長旅を敢行し、九州5県を回った。
栄えある大トリを飾ることになったのが、くまモンが統治する熊本県。

初めて全都道府県に足跡を残した過ぎし日に、47番目を飾った個人的にめちゃくちゃ思い入れの強い県である。

この熊本に、どうしても行きたかった場所があった。

その場所は、熊本駅から車で5分ほど。
市電の河原町電停のすぐそばにある。

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河原町繊維問屋街

レトロ好きの間では有名すぎる場所なので今さら感も甚だしいんだけど、ようやく足を運ぶことが叶った「河原町繊維問屋街」。

戦後闇市をその発祥とし、その名のごとく衣類系の市場として栄えていた・・のは過去の話。

今はただ、映画のセットと見紛うような昭和30年代全開の光景が目の前に広がるばかり。

ここが建てられたのは1958年だそうだから、すでに60年が経過している。
こんな、熊本の市街地でその時代の建物がそのまま残っているのは結構すごいことなんじゃなかろうか。

うわぁ、これはすごい((((;゚Д゚)))

オラわくわくすっぞ!

雰囲気が素晴らしすぎる…。
鳥肌が立ちまくってこのまま鳥になれそう。

この問屋街、見ての通り寂れまくってるんだけど、近年若い人がリノベ系のおしゃれショップを開業してて個性的なお店がいくつかある。

歩いてみると、新旧入り混じっただいぶ混沌とした印象を受ける。

東芝のマツダランプ。この看板・・マジたまらん。これとかもう重要文化財にしようぜ(笑)

こんな風に、ちょこちょこアーティスティックな佇まいのテナントが入っている。

時代に見捨てられた建物が、若人の力で再生する。素晴らしい取り組み。

で、このときは全然知らなかったんだけど、2016年3月に火災があってなんと半分ぐらい燃えてしまってたらしい。
2階に「立入禁止」の貼り紙があったのもどうもその影響だったとか。

被災された方は本当にお気の毒だけど、建物が残ったのは不幸中の幸いだったのかもしれない。
これが全部焼失してたら・・悲しみは計り知れない。

ちなみに、闇市時代も一度火災でなくなって、その後に今の建物ができているんだとか。

歴史はくり返すのか…。

「モラトリアム」と言うレトロな雑貨屋さん。
行ったときはまだオープン前で入れなかったのが残念。

この河原町繊維問屋街、見ての通り路地が狭くて天井が高いもんだから今見返してみたら写真も縦構図ばかり・・
個人的には横のほうが好きなんだけどね。

この異空間っぷりが本当に圧巻すぎて、しばし立ち尽くしてしまったぐらい。何ていうか、五感をフル回転させてこの空気感を存分に味わおう、みたいな・・w

いかにも昭和チックなフォントがまたたまらない。

そうそう、トイレの床!ここに素晴らしいモザイクタイルが。

最初から最後までとにかくすごいの一言に尽きる感じだった。
“時が止まる”ってこういうことを言うんだな、って心から思える場所だった。

遠方からでも見に行く価値があることを、遠方から来たことによって身をもって実感した河原町繊維問屋街。

火災の影響なのか、発破解体したような生々しい痕が残る壁面。
是非とも現地に行って、すみずみまで自分の目で見てほしいと思う。

[訪問日:2018年1月7日]


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