多良海道の宿場町…『肥前浜宿』の酒蔵通りを往く

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佐賀県の南東部、有明海に面した鹿島市。
古くは、小倉から長崎へといたる長崎街道の脇往還、「多良海道」の宿場町として栄えた『浜宿』があったところである。

道の駅太良

これが有明海・・( ゚д゚)
この碧さ・・透明感半端ない!

いつも海苔にお世話になってます!!

さてこの浜宿、なんと隣接するふたつのエリアが伝建地区(重要伝統的建造物群保存地区)に選ばれている。
そのうちのひとつが「浜中町八本木宿」、通称“酒蔵通り”と呼ばれているところだ。

浜中町八本木宿

良質な米が取れることから、江戸時代から酒造りが盛んだった地区。
多良岳を源流とする豊富な水にも恵まれ、最盛期には15軒ほどの酒蔵が軒を連ねていた。

富久千代酒造

現在、造り酒屋は3軒にその数を減らしてしまったが、江戸時代から昭和初期にかけての蔵や洋風建築などが軒を連ね、重厚な街並みと景観を創り出している。

伝建地区に選定されたのは2006年7月。種別は珍しい「醸造町」。

和歌山の湯浅、昨年選定された福島の喜多方(在郷町・醸造町)と「醸造町」は全国でも3ヶ所しかない。

この旧長崎街道(多良海道)に沿って、街並みは600mに渡って続いている。
歩くには程よい長さ。

まぁ、クッソ暑くてこの距離でも辛かったんだけども・・

飯盛酒造

あと、駐車場が一ヶ所しかなくて(2018年8月当時)、しかも道が細くて難易度の高い駐車を余儀なくされたのでペーパーの方はお気をつけて。

と言うか、酒蔵通りと言ってるぐらいでここは試飲がメインなので、飲みたい方は素直に電車で行ったほうがよいかも。

継場

この継場(つぎば)は、旅人の荷物を宿場から宿場へと中継する場所で「問屋」とも呼ばれていたそう。
建物は江戸時代のもの。

中には帳場の跡や人足が控えていた部屋などがある。(見学無料)

八宿公民館(旧浜郵便局跡)

通りでは珍しい洋風建築。昭和12年に建てられ、昭和50年まで郵便局として使われていた建物。

半分、青い。

目の前には、半分だけ洋風の不思議物件。

全体的に大柄な建物が多く、街並みがどっしりとしている。
それはまさに豪気な酒飲みと言った感じの印象。

山口醤油醸造場。
19世紀中頃なので江戸時代後期かな?通りでもかなり古い建物。

(2ページ目へ続く)