北国街道と北国脇往還の宿場町として栄えた木之本宿。
古い建物が多く、見どころのある町並みが続く。
札ノ辻から木ノ本駅方面を眺めると、緩やかな下り坂になっている。
つるやパン
ここ木之本で、町並みよりはるかに有名なのがこのつるやパン。
看板商品の「サラダパン」は、超ロングセラーで通販してるほどの人気商品。
中身がたくあんという、一風変わったパンですが興味ある方は是非どうぞ。
つるやパンの目の前に立つのが、旧本陣だった竹内家。現在は「本陣薬局」。
ここ、店先にものすごく渋い木製の古い薬看板があるんですが、あろうことか工事中で取り外されてた…。
そして旧本陣よりもすごいのが、こちらの冨田酒造。
創業室町時代。そろそろ500年になろうかと言う国内でも屈指の歴史を誇る、
「七本鎗」という銘酒を醸す酒蔵さん。
建物が珍しくて、おそらく江戸期なんだろうけど、基本的には当時禁止されていたはずの三階建て。
まぁ、窓ついてないからさほど問題ではなかったのかもしれない。何に使われていたんでしょうね。
道路の真ん中のは、かつての小川を暗渠にした名残かな。
白木屋
創業江戸末期の醤油店。
郷土料理「みちくさ」
最近よくある古民家の活用事例ですね。
旧滋賀銀行木之本支店の建物を改装した「きのもと交游館」は昭和10年の洋風建築。
通りでかなり異彩を放っている。
あいたくて書房
わたげをとばすやつですね。わかります。
創業嘉永5年
ダイコウ醤油店
ここが北国街道と北国脇往還の分岐点。
みぎ 京いせみち
ひだり 江戸なごや道
本陣、庄屋をはじめ、酒蔵、醤油蔵などの商家も残り、古い町家を活用した飲食店なんかもあって、木之本はマイナーながらもかなり見どころが凝縮された良い町並みだった。
オススメ度、高めです。
[訪問日:2018年11月18日]
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