とにかく長い!「鶴見橋商店街」と「津守商店街」をぶっ通しで歩き倒せ

大阪府
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西天下茶屋から北上し、この日最後に歩いたのは「鶴見橋商店街」。
玉出から始まり、距離はどれぐらいだろうか。とにかくよく歩いた一日だった。

「鶴見橋商店街」は東西に1km延びる、長いことで有名な商店街。
着いたのが真ん中らへんだったので、いやいや端から始めんと!と移動し、満を持して散策を開始。

四つ橋線の花園町駅から少し北へ行った、国道26号線沿いから始まる鶴見橋商店街。
日本一長い商店街は言わずと知れた「天神橋筋商店街」だが、ここは二番目に長いと言われているそうだ。

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1番街から8番街まで

というわけで早速中へ突入。
東から西へ向かうと、1番街から始まり8番街まで続いて行く。
非常にシンプルでわかりやすい。

アーケードもどことなく小綺麗で、西天下茶屋に比べると(筆者視点では)いささか見劣りする感は否めない。

続いて2番街へ。

ただ、新しく見えるものの歴史自体は折り紙付きと言えるほど長く、鶴見商店街の始まりは明治42(1909)年に遡る。
その年、この地で操業した大日本紡績木津川工場が社宅を建てたことに端を発し、昭和初期頃に本格的に商店街が形成されたそうだ。

何も考えずに脇道を進んだらこんな質屋が出てきて度肝を抜かれた。

お次は3番街。
気のせいではなく、少しずつ時代が逆行していくような感覚があった。

1番街は平成と言われてもわからなくはないが、ここはもう完全に昭和である。

これはあれか。奥へ進むに連れてワクワクさせるための仕掛けなのか。
そうか。きっとそうに違いない。

(そんなわけないだろ…)

3番街と4番街の結節点。
よく見るとアーケードのデザインも微妙に違う。

大衆演劇 鈴成座

すごく気になるので次の角を曲がってみた。

もともとは昭和30年頃に開館した映画館「鶴見大映」があった場所で、建物がそのまま大衆演劇場として生まれ変わったそうだ。

続いてはスーパー玉出の圧倒的な存在感が眩しい5番街。

ちなみにこの番地のような区切り方は、昔の町名が鶴見橋通1~8丁目でそれがそのまま使われているとのこと。

吊り下げ看板もすべてデザインが違うのでそれだけでも楽しめる。

ホルモン屋の店構えが渋すぎる。

5番街の先で大通り(府道41号線)を渡る。
最初ここに着いたんだよ。ようやく戻ってきた。。

しかしこの環状信号機面白いね。
見た目が横浜の新港サークルウォークの劣化版みたいだけどw

いよいよ6番街。
段々と昭和感もマシマシに。
通行人も減ってきて散策も捗るってもの。

俄然楽しくなってきたぞ。

ここでギターを買いたい人生でした。。

いよいよ終盤、7番街へ突入。

鶴七商店街
おもろい笑点街
わろてんか

何これ、振り切れっぷり半端ないw

西成で一番古い
パン屋かもしれない。

いやいや、もうちょっと自信持とうよw

とうとう大団円へ。
三菱鉛筆のカドヤ紙文具店から始まる8番街。

ここだけ吊り下げ看板がなく、どこにも「8番街」とは書かれてない。

そして見た目の古さが明らかに他とは一線を画している。
何ていうかもう次元が違う。WBCの大谷さんじゃないけど一人だけ規格外な感じ。

これ、8番街から歩いてたらと想像してごらんなさいよ。
強烈なファーストインプレッションによって爆上がりした期待値を持て余したままゴールイン。
全体の印象も後半に引きずられてならされていき、感動の余韻もどこへやら。

いやぁ危ないところだった。
ホントね、ここは1番街から歩いたほうがいいですわ。

全長1km。

長いだけじゃなく、区画ごとに雰囲気が変わって見どころがてんこ盛り。
で、最後がこれってもう最高すぎるでしょ。

しかも入口も1番街とは全然違う。これは痺れる。
15時からスタートしたとは言え、真夏にこれだけ歩いたらさすがに疲れたけど、最後に全部吹っ飛んだ。

現在時刻は18時。
3時間、ぶっ通しで写真撮りながら歩いてたことになるのか・・我ながら頭おかしいわ(笑)

 

じゃあ帰ろうか・・、ってなるのはまだ少し早い。

(2ページ目へ続く)

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