今度は、前回朝食を頂いた「別邸KOLMIO」に宿泊した。
こちらは明治から大正時代にかけて建てられた町家で、古くは醤油蔵として使われていた。
ところで、まちや倶楽部があるこの仲屋町通り。
なかやちょうと読みたくなるところだが、実はすわいちょうと読む。
商売の仲買を意味する「すあい」にちなむのだとか。
読めるかよw
別邸のほうも、チェックインは本館で行う。
本館の中にはテナントも数店舗入っていたりするのだけれど、フロントの位置から何までがらっと変わっていてビックリした。
手続き後、スタッフから鍵や部屋、チェックアウトのことなどを現地で説明して頂きチェックイン完了。
別邸のほうは三組まで宿泊可能となっていて、ひとつ上の写真、入ってすぐの扉が「ベンガラの間」。
左手の暖簾をくぐると「蔵の間」と「離れの間」がある。
筆者が泊まったのは土蔵をまるっとリノベしたこちらの蔵の間。
土間に置いてあった冷蔵庫。
昭和40年頃の松下電器製。
その隣には大正~昭和初期頃の冷蔵庫。
上段に氷を入れるタイプのやつ。
蔵の間
さて、では「蔵の間」の中へ入ってみましょう。
扉開けるまではどう見てもただの土蔵だったけど、開けてみると中こんな感じですからね。
こりゃすごい。
開ける前はこう。
謎の箱階段が気になったけど、ここにあると全然違和感ない。
入ると正面に階段があって、左手にトイレ。
右奥に洗面所と風呂がある。
本館もそうだったけど、それぞれの部屋が完全に独立していて、トイレや風呂も別々についている。
筆者のような老舗旅館大好きな層はまったく気にならないけど、今の時代、共同だと嫌がる人も多いからしょうがないんでしょうね。その分水回りとか改装費用も跳ね上がっただろうなぁ、と推察。
お風呂。
二階がベッドルームになっていて、というか部屋はここだけ。
定員2名までと、本館と別邸の全5部屋のうちここが最も小さい。
なのでソロ旅の人は必然的にここになるんじゃないかな、という部屋。
二階から一階を見下ろす、の図。
部屋は通りに面しており、窓を開ければ心地よい風が吹き込んできた。
5月末だからよかったけど、これが真夏だったら開けたら暑いだろうと思う。
決して広くはないけど、この秘密基地感がなんか居心地よくて落ち着ける空間。
本館に泊まったときも思ったけど、アメニティ類がかなり充実している。
食器類や珈琲などは土間に置いてあった。
これは昨今のゲストハウス全般に言えることだけども、域外から訪れた人を町に滞在させるという役割がある一方、ローカルのお店やプレイヤーとのハブの役割も担っていることが多い。
具体的には地元の農家さんが作った食材を料理に使ったり、商品の委託販売を行ったりだとか。
ここまちや倶楽部では、近江地方のプレイヤーが手掛けた品を色々と館内に取り入れているようで
一例としてこちらのドライフラワーとか。
あと、部屋に置いてあった紅茶は信楽の朝宮茶。
↑飲もうと思ってたけど忘れた…
で、今回は素泊まりだったんだけど、前回行った居酒屋もなくなってたしせっかく落ち着ける空間なので部屋でのんびりしようと、晩飯は近くのスーパーへ買い出しに行った。
翌朝
チェックアウトは施錠後、ポストに鍵を落としたら終わりという最近多いフロントレス方式。
ただ、ちょっと聞きたいことがあったので鍵を返しがてら本館へ。
2022年と比べて外観もずいぶん進化している。
前回来た時は入ってすぐ左側にフロントがあったんだけど、今はもう少し奥を右に曲がった先に引っ越していた。
チェックイン時にその話をしたら、フロントが移動したことは一度だけではないそうだ。
こんな案内板も確か前回はなかったような。
ちなみに、本館にはテナントが入っていると書いた通り、雑貨屋やはちみつ専門店、ネイルサロンなどのほか、「暦」という近江八幡と湖東地域の手仕事を集めたショップがあったりする。
あとは貸しスペースとしての機能もある。
と、まだまだ進化を続けている途上なのでそりゃフロントの場所ぐらい変わるよね、と。
あぁ、この入口懐かしい。
奥もずいぶんと雰囲気が変わっていた。
で、フロントは閉まっていたので結局無人チェックアウトになった、というオチ。
現在、近江八幡の旧市街にはまちや倶楽部の他にもゲストハウスが数軒あるようで、知らないうちに泊まれる場所が増えていた。
――次はどこに泊まろうか。
そんなことを考えるのも、まち歩きの楽しみのひとつではないだろうか。
本記事が、初めて近江八幡に泊まることを検討している方の参考になれば幸いである。
[2022年4月、2026年5月宿泊]



























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