前回の中村遊郭編をあまりにも気合い入れて書いたせいで完全に燃え尽き症候群状態になってるんですが、リハビリだと思ってぼちぼち進めていきます。
前回触れた、中村遊郭の前身「北野新地(旭廓)」が今どうなってるか確認しに大須まで行ってきました、という話。
まぁ、結論から言うと痕跡はほとんど残っておらず。名楽園との格差もさることながら、まち歩きの先輩諸氏が紹介してるようにそもそも名残がほとんどない。エリアも狭いし。
なので今回あまりやる気出しません…脱力感満載でお届けします(笑)
一度ホテルへ戻り荷物を回収し、鶴舞線の大須観音駅で下車。2番出口の北側を右折するとそこが西赤門通り。
この建物はアールに惹かれたから撮っただけ。深い意味はないっす。
稲荷神社だけが残っていた
ブロックふたつ越えて右折すると北野神社。唯一と言っていい、遊郭時代の名残が残るのがこの神社。
玉垣に「長壽樓」の文字。たぶん遊郭の寄進があったんでしょう。
だからかどうかは知らないけど、
稲荷神社が併設してる。んにしても伏見稲荷大社をほーふつとさせる鳥居のフォーメーション。編隊少女ならぬ編隊神社。
その先に、料亭か待合の成れの果てのような建物が残る。見たかった建物がまだ残ってるとやっぱり嬉しいもんだね。
この感じだと北野新地は芸妓がいたんかな、ってなるんだけど今回はやる気を出さないと決めてるので気になる方はぐぐってくださいw
さて、せっかく来たんで観音様にお参りでも・・
うぉ。なんじゃこりゃあぁ!!
あーあ。元旦に来たのは間違いだったか。やーめた。
そう言えば昔元旦に浅草の浅草寺行ったら警備員による入場規制がかかるというカオスすぎる体験をしたことを思い出した。あそこまでひどくないけど、正月早々こんな列に並ぶ気はない。
というわけで離脱。
もう少し付近をウロウロしてみることにしよう。
いい感じに鄙びた一角があったのでパシャリ。
この“戦後感”がたまらない。
さっき歩いた「大須観音通り」の賑わいと対極的。
すぐそばに“ぬけられます”状態のほっそい路地を発見。
なんだこの妙ちくりんな意匠の壁は・・
ところでこの通りに「バー」の鑑札があるカフェー建築があると聞いていたんですがね。
一足遅かったようです。
まぁ現状確認できたんで、行った意味はあったわけですが。一応。
リノベされてるけどこれとかずいぶん雰囲気あって、何年か前まではこんな感じの“妖しい”建物がもうちょっとあったようで。
まぁ、そもそも今回はここがどういう路地だったのか調べてすらいないわけなんであまりいい加減なことも言えないんですがね。
そういや北野新地の成り立ちすら触れてなかったですね(笑)
今回はご容赦ください。えぇ。なにとぞ。
これでもいつも結構根詰めてるんで、たまにはこういうゆるい記事を書きたくもなるんです。
ま、内容薄かったからこれぐらいが丁度よかったかな。実際んところ。
ここから東へ移動して行きます。まだまだ旅は続きます。
[訪問日:2016年1月1日]
〒460-0011 愛知県名古屋市中区大須2丁目10 大須観音駅
コメント
地下鉄桜通線高岳駅の北東、泉三丁目辺りにも料亭建築が残ってますよ。中京祇園街という花街だったそうで、現役のうどん屋さんの割り箸の袋に、その名が残されています。
morikenさん
コメントありがとうございます。こんなところに花街があったんですね・・これは初耳でした。いつか機会があれば訪れてみようと思います。