和歌山レトロ其の壱 和歌浦・明光商店街

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前回から始まっておりますが、しばらく和歌山編が続きます。
和歌山を訪れたのは実に10年ぶりのことで、記憶をたどってみたら最後の訪問から最も遠ざかっていたのも和歌山だった。

まぁ・・用ないよね。なかなか。

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かつての景勝地にあるレトロ商店街

2泊3日の行程で、いつも通り遊里やらレトロ商店街やら保存地区やらを歩いてきたわけなんですが。まずは和歌浦にある明光商店街から。

和歌浦と言えば太古の昔から和歌に詠まれた景勝地で、1950年頃に一度だけブームを獲得するも、その後だんだん寂れて行きいつしか『廃墟の聖地』と呼ばれるまでになった実に栄枯盛衰を感じることのできる場所。(実際過去には大型ホテルの廃墟があちこちにあった)

※後年雑賀崎を訪れたのでこちらもあわせてお読みください

和歌山に『アマルフィ』あり!迷宮の漁村「雑賀崎」の路地裏に彷徨え
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まぁ、地元志向のこう言った商店街は別に観光客の影響を受けないので、大した問題ではないんでないかと。見ての通りちゃんと商店街として機能してるようだし。

電気屋が実に渋い。

そして本屋さん。厨子二階に虫籠窓って一体いつの建物ですかこれ。

ボンカレーのホーロー看板をまちなかで見かけたのは初めてかも。あ、観光客向けの後付けのは除いての話で。

廃業した食料品店。

ここもとうの昔に廃業した模様。

以前は、今見てる範囲がすっぽり覆われる感じで全蓋式のアーケードがあったみたいだけど、すっかり撤去されちゃってました。老朽化で危なくなったからとかそんなんでしょうかね。

しかし総じて建物が昭和ど真ん中。どれも趣があっていい感じ。

この明光マーケット、中に小さなお店が数軒入るミニアーケード商店街的なところだったんですが、どうやら役目を終えたようでした。残念です。

店先から焼き鳥の香ばしい匂いが漂ってきた小さな商店。地元民と思しき親子が買いに来てました。いい光景だなぁ。

緩やかに衰退してるようにも見えた明光商店街ですが、古い建物はまだ健在で見どころは失われていないような感じでした。

[訪問日:2016年10月8日]


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