400年の歴史…だと…?「絞りのまち」有松に残る古い町並み

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名古屋には、市によって「町並み保存地区」に指定されている場所が4ヶ所ある。
中小田井」「四間道」「白壁・主税・橦木」、そして今日紹介する「有松」である。

過去に何度か行こうとしたものの、毎回時間が足りなくて連敗続きだった有松が重伝建になったというニュースが舞い込んだのが、昨年7月のこと。

まぁ去年は西日本ばかりめぐってたのでまったく行けなかったんですがね。ようやく来れました。

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400年の歴史を持つ町

有松は名古屋から名鉄急行で20分。駅を出てすぐのところに旧東海道があり、通りに沿って伝統的な建物、町並み保存地区が残っている。

旧東海道では関宿に次いで、二つ目の重伝建ということになる。

有松の町ができたのは1608(慶長13)年。尾張藩によって鳴海宿と池鯉鮒(ちりゅう)宿の「間の宿」として開かれたものの、土地が耕作に適さなかったため、茶屋だけでは色々限界だったらしい。そこで藩から副業として認められたのが、今も伝統として残る「有松絞り」。

以後、有松のまちはこの「絞り染め」とともに飛躍的に発展していくことになるものの、1784年の大火で村のほとんどが焼失。それが契機となり、瓦葺、塗籠造、卯建など建物が防火仕様となり、今でもその当時の面影が残っている。

服部家住宅(井桁屋)。主屋は1861年建造。
絞商の豪邸で、なんと間口が45mと有松最大。

ここもまだ服部家の一部。途方もない敷地の中に、なんと土蔵が6棟もあるらしい。
あ、書き忘れましたがこのなまこ壁も防火仕様ですね。

虫籠窓の格子が金属。なかなか珍しいなぁと思ってたら、これは明治期以降の特徴なんだとか。

そして百聞は一見。これが有松絞り。
文字だと味気ないけど、これが模様になると本当にきれいで特に浴衣が最高だった。

有松の町並みは約800mの区間に形成されていて、切妻平入りが多い。
どっしりした重厚感があるので、個人的には平入りのほうが好き。でも写真撮るのが難しいんだよね・・引いて全景を撮すと建物が小さくなっちゃうから。

東海道を示す碑が残る。

絞会館

有松絞りの資料展示と販売をしている「有松・鳴海絞会館」。1階が売店で、2階が資料室。資料室のほうは有料(大人300円)だけど、ついでなので見学してきた。

絞り染めってどうやって作るのかまったくイメージが湧かなかったんだけど、ここで動画を見たらよく理解できた。
熟練の職人芸ってこういうことなんだな、っていうのがよくわかるので有松に来たら入ることをオススメします。

絞り染めに使われる道具類。

模様で見るとよくわかるでしょ。

あとで売店にも寄ってみたけど、やっぱり手ぬぐいとか浴衣が人気のようです。

と言っても、手工芸品なのであまり安くもないんですが、お土産にはいいんじゃないかな、と。女性なら普通にもらって嬉しいものだと思うし。

さて、有松の町並みは駅前通りをはさんで東西に広がっている。
これまで見てきたのは東側。というわけで今度は西側へ。

(2ページ目へ続く)

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