九州・沖縄

九州地方、沖縄県の記事一覧

福岡県

若松「連歌町遊郭跡」と“或る場所”の今

前回の記事で、若松が筑豊炭田で産出した石炭の積出港として栄えた歴史を持つと言う話をした。 となると、そこには遊郭もあったと容易に察しがつく。明治時代に成立した『連歌町遊郭』である。 実はこの旧連歌町。...
2
福岡県

あり余るノスタルジー。北九州・若松区「大正町商店街」

国内有数の炭鉱だった筑豊炭田。産出した石炭の積出港として発展したのが北九州の若松港である。明治24年に直方~若松間に鉄道が開通し、以後、石炭の積み出しで多くの労働者たちが集まり、まちも急速に栄えていっ...
0
福岡県

小さなアーケード。北九州・戸畑区「銀天市場」

どんどん行きましょう。黒崎駅周辺を歩いたあとは戸畑へ。 八幡製鐵所、若戸大橋、若戸汽船で有名な小倉のお隣、洞海湾に面したまちですね。 見に来たのはその戸畑にある小さな小さなアーケード、銀天市場。住所は...
0
福岡県

放射状シティ黒崎。巨大なレトロアーケードを攻略せよ

見事なまでの放射状っぷりである。 北九州の黒崎駅前には、東急の田園調布駅や日吉駅のそれを彷彿とさせるキレイな放射状街区が広がっている。そんな黒崎の駅前エリアには縦横無尽に張り巡らされた昔ながらのアーケ...
0
福岡県

北九州最古の商店街。北九州・八幡東区「筑豊商店街」

北九州弾丸市場めぐりの第三弾は到津市場からほど近い『筑豊商店街』。住所は八幡東区になる。 ここはブログや各種SNSでもかなり露出の多い市場なのでご存じの方も多いのでは。肌感覚で言えば、北九州では旦過市...
0
福岡県

伝統と格式のアーケード。北九州・小倉北区「到津市場」

AM8時半 黄金市場からクルマで5分もかからないぐらいの到津(いとうづ)市場に着いた。 電車の場合はJRの南小倉駅が最寄りとなるだろうか。歩いて15分と言ったところだろう。 現地に着くと、幹線から一本...
0
福岡県

もうすぐ1世紀!北九州・小倉北区「黄金市場」

前回まで2ヶ月ほど四国の話が続いたけど、続編は北九州の市場の話。(ペースが鈍いのはサボってるわけじゃなくて多忙を極めてるからでやんす…) 松山を歩いた日の夜、松山観光港から愛車とともに小倉行きのフェリ...
0
宮崎県

平家落人伝説が残る…日本三大秘境『椎葉村十根川』を訪ねて

日本三大秘境 名前を聞くだけでワクワクするような3つの場所が我が国にはある。岐阜県の白川郷、徳島県の祖谷地方、そして本日紹介する宮崎県の椎葉村だ。     筆者の考えをここで述べるとすれば、秘境と言う...
2
大分県

別府の歩き方。古い町並み、路地裏散歩が楽しい!

湯けむりがもうもうと立ち上る湯の町、別府。 温泉が凄いのは分かりきっていることではあるが、それとは別に古き良き時代の町並みやハイレベルな路地裏がとにかく素晴らしい。 とにかく是非一度、自分の足で現地を...
0
大分県

不思議な異空間・・別府「北高架商店街」

別府駅の南側にべっぷ駅市場なる激渋な高架下商店街があることを前回紹介したけど、実は駅の北側にも同じような商店街がある。   それが北高架商店街。   旧行合町遊郭、北部旅館街の目と鼻の先にある商店街な...
0
大分県

別府に着いたらまず立ち寄りたい「べっぷ駅市場」

昭和30~40年代の高度経済成長期に最盛期を迎えた別府には、今も色濃く昭和を感じられる場所が残っている。そのひとつが駅前にある「べっぷ駅市場」。 “別府の台所”と呼ばれ、今でも地元の人々が買い物で訪れ...
0
大分県

今年で100年!日本最古のアーケード、別府の『竹瓦小路』が最高だった

別府の顔と言えばやはり「竹瓦温泉」だろう。別府八湯の中でも別府温泉が最も駅から近く、建物が登録有形文化財になっていることも手伝い、ほとんどの観光客がまずここにやって来る。そう言うところだと思う。 この...
4
大分県

こんな名前じゃ…元貸席、別府の喫茶店「アホロートル」がめちゃくちゃ素晴らしかった

誰にも、好きな街のひとつやふたつはあると思う。生まれ育った街だったり、長年住んでる場所だったり様々であろう。 筆者にも、そんなところがいくつかある。そのうちのひとつが大分県の別府市である。     実...
0
長崎県

旅のおまけ。諫早BTがあまりに昭和すぎまして。

気づけば1ヶ月以上だらだらと書いてる熊本&長崎シリーズも無事前回で終了。 …のはずだったんだけど、最後の最後に行った場所があまりにどストライクだったんで急遽記事化決定!   天満市場のとこで諫早で車を...
0
長崎県

昔防空壕。佐世保の戸尾市場街「とんねる横丁」を見てきた

池島から戻り、この日は佐世保に宿をとった。※ハウステンボスは無事間に合いました 翌朝、迎えた旅の最終日。 朝イチで、ホテルから徒歩10分の戸尾市場街を見に行った。正確に言えば、歩いて行ける場所に宿をと...
0
長崎県

朽ちゆく栄華の記憶。九州最後の炭鉱の島「池島」訪問記

2015年、「明治日本の産業革命遺産」として世界文化遺産に登録された長崎の軍艦島(端島)。筆者は世界遺産になる前、2011年にこの島の土を踏んだ。 端島は明治期に採掘が始まり、1974年(昭和49年)...
2
長崎県

戸町・稲佐遊郭跡(長崎県長崎市)

長崎市には丸山遊郭の他、出雲町、戸町、稲佐と3つの遊郭があった。出雲町は完全に住宅街になってしまったそうなので今回は見送り、戸町、稲佐を見に行くことにした。 長崎と言えば造船業である。三菱重工が大型客...
2
長崎県

だって世界遺産だもの。長崎の定番観光コース『南山手』を歩こう

異国情緒を味わえる長崎の「東山手」は日本三大がっかり名所、オランダ坂沿いに洋館と洋風住宅が点在する見ごたえある場所だ。 東山手の反対にあたる大浦川の左岸には、同じように「南山手」が存在する。ただし、こ...
0
長崎県

がっかりなんて言わせない。長崎「オランダ坂」はロマンティックな異国への入口だった!

誰が言い出したか知らぬが、我が国には「日本三大がっかり名所」なる不名誉極まりない称号がある。 札幌時計台、高知のはりまや橋、そして長崎のオランダ坂だ。 期待値と現実のギャップがあまりに乖離していると言...
0
長崎県

元祖異文化交流のまち。長崎『丸山遊郭』訪問記

日本三大遊郭と言われた長崎の丸山遊郭。 ※江戸の吉原、京の島原、大坂の新町が三大遊郭だが、丸山を三大に入れる説や丸山と伊勢の古市を加えて五大とする説もある 公許の廓くるわとして、最盛期の元禄年間には1...
4