秋田県なまはげ伝説のルーツ、男鹿半島でブルース感漂う温泉街を歩く 前回の金ケ崎の話で秋田編も無事完結、、のはずだったが、肝心なことを忘れていたのを思い出した。初日の五城目編でさらっと『男鹿』に行ったことに触れたが、さらっと流すような内容ではなかったのだ。 そんなわけで、今日は男鹿の話をしたい。これが本当...2022.02.18 0秋田県
岩手県仙台藩伊達氏の要害。重伝建『金ケ崎城内諏訪小路』 江戸時代の一国一城令により、仙台に居を構えた伊達氏は藩内の要所に21の「要害」を築き、家臣に治めさせた。その中で最北に位置し、(仙台藩と)盛岡藩との境界を担ったのが岩手県金ケ崎町にあった金ケ崎要害である。 旧金ケ崎城と武家町から成る一帯...2022.02.16 0岩手県
秋田県赤煉瓦のあるまち。横手市大森町を歩く 2020年11月に敢行した、二泊三日の秋田遠征。移動時間が多くて全体的にバタバタした旅程になってしまったが、振り返ると最終日が一番頑張ったような気がする。 手始めに、宿から15kmほどの大森町(現横手市)を訪れた。 横手駅から西へ10k...2022.02.13 0秋田県
秋田県秋田県湯沢市・下新地遊郭跡 秋田遠征二日目。この日は角館に始まり、横手市の増田を歩いた。これはすでに書いた通りだが、実はその間に密かに岩手へ越境して西和賀町の湯田温泉に浸かってきた。 しかしながら、行く予定の駅前温泉「ほっとゆだ」が温泉トラブルでまさかの休館・・初日...2022.02.13 0秋田県
秋田県家の中に蔵があるまち。横手市『増田』の町並み 秋田県横手市と言えば「かまくら」が有名な、我が国屈指の豪雪地帯である。この横手市の増田(旧増田町)というところに、この地ならではの個性的な町並みがある。 About 増田町 増田は横手の中心部から南へ10km以上離れており、お隣湯沢のほ...2022.02.09 0秋田県
秋田県角館の町人地。遊郭のあった「西勝楽町」を歩く みちのくの小京都、角館。武家屋敷と桜で有名なこの町にも、かつて遊郭があった。 火除け地を挟んで南側、町人地のあったエリアの一角「西勝楽町」がその場所である。 駅から武家屋敷通りまでの道のりの途中にあたるので、まぁ時系列的にはこっちが先な...2022.02.08 0秋田県
秋田県みちのくの小京都。風情あふれる「角館」の武家屋敷通りへ行こう 知名度で言えば、「さくら名所100選」が有名な秋田の角館武家屋敷通り(かくのだてぶけやしきどおり)。武家屋敷が立ち並ぶ風情ある通りを約400本のしだれ桜が彩る、秋田県はおろか東北屈指の観光名所である。 また、『みちのくの小京都』と形容され...2022.02.06 0秋田県
秋田県5年ぶり秋田ことはじめ。五城目の遊郭跡を訪ねて 2020年11月。ちょっとした所用ができたので、二泊三日の日程で秋田を訪問することになった。 秋田もそうだが、東北自体がかれこれ5年ぶりとあって、出発に際し「そうか、もうそんな経つのか…」としみじみと感じ入ってしまった。関西に来てからは今...2022.02.06 0秋田県
福島県福島・飯坂温泉をゆく ~湯治と書いて“くぎょう”と読む~ 前回に続いて昨年シルバーウィークの旅の話。振り返ると、どうもこのときは大してまち歩きをしなかったようで、すでに4日目になるんですが福島の「飯坂温泉」に行って来ましたよ…というお話。 福島駅から延びる私鉄「飯坂線」の終点が飯坂温...2016.06.24 0福島県
福島県まるでリアル江戸時代…福島・大内宿でタイムトラベラー気分を味わう 福島県の観光スポットの中でも、常に上位にランクインする無類の安定感を誇るのが「大内宿」である。 江戸時代に会津若松と日光を結ぶ「会津西街道」の宿場町として栄えた場所で、今でも40棟ほどの茅葺き屋根が立ち並ぶ。この、峻烈に往時の風情をとどめ...2016.06.23 2福島県
青森県旅の途中たまたま立ち寄った青森・温湯温泉の町並みがレトロすぎて悶絶した件 2015年夏。5泊5日の青森旅行。 期間中は半分くらい雨に降られ、8月とは思えない寒さが続き、八戸のユニクロで急遽パーカーを買った。 それにもめげず二回敢行した車中泊(ちなみに軽自動車w)では寒さで何度も目が覚め、みちのくの洗礼を容...2016.05.15 2青森県
青森県『借りぐらしのアリエッティ』のモデルになった青森県平川市の「盛美園」を訪ねる 「ジブリのモデルになった」という枕詞が付くだけで、本当の価値など二の次になり、時代背景や文化的価値もロクに知らないミーハーたちに限ってこぞって見に行きたがる。そしてその体験談をドヤ顔で周囲に語ろうとする。 そういう魔力がジブリにはある...2016.05.15 0青森県
青森県あの不夜城は今…八戸・小中野新地を歩く 新むつ旅館に泊まった翌朝、かつて「小中野新地」として殷賑を極めた界隈を歩いてみることにした。 本当はチェックイン後に歩くつもりだったのを、雨がしとしと降りしきるので億劫になってやめてしまった。まぁ、結局翌朝も雨だったんですがね(-д-。)...2016.05.15 0青森県
青森県明治時代に建てられた元遊郭の転業旅館、八戸の『新むつ旅館』に泊まってきた 青森県の八戸市に、元遊郭だった建物がそのまま旅館として使われている「新むつ旅館」がある。 青森に行く≒新むつ旅館に泊まる ぐらいのレベルで、この遠征でもっとも楽しみだったのがこの新むつ旅館。 JRの切符じゃないけど、確か1...2016.05.11 2青森県
青森県鰺ヶ沢・新地町を歩く ~漁師町の遊里~ 2015年夏。青森遠征二日目。 期間中は要所要所で悪天候の憂き目に遭い幾度となく空を呪ったんですが、その中で唯一ピーカンだったのがこの日の午前中。(あと最終日) 五所川原市内を発ち、五能線に沿って西へ。まずやって来たのは津軽半島の付...2016.05.09 2青森県
青森県裏通りのくるわ 黒石遊郭の残照 重伝建地区に指定されている黒石市の「中町こみせ通り」。実は黒石に来た本当の目的は、こみせ通りの目と鼻の先にあった遊郭跡を見ることだった。 中村旅館 重伝建保存地区の南端から東へ1ブロック行ったところにこの「中村旅館」がある。 ...2016.05.05 0青森県
青森県藩政時代からの商家町 黒石・中町こみせ通り 青森県黒石市の中町に、重伝建地区に指定されている「こみせ通り」がある。 指定は2005年と比較的最近だが、江戸時代から残るアーケード状の通りが風情たっぷりの素晴らしい景観を紡ぎ出している。 こみせ通りへは、弘南線の終点黒石駅...2016.05.04 0青森県
青森県青森・旭町(旧宝来町)遊郭跡 青森市で盛り場と言えば第三新興街が有名なわけで、そこさえ抑えとけばいいかな、と思ったりもするわけなんですが、遊郭跡や赤線を歩く自分としてはいかんせんそれじゃ不十分。 というわけで、現在の旭町にあったという遊郭を訪ね歩いてきた。 ...2016.05.04 0青森県
青森県青森の奥座敷『浅虫温泉』を訪ねて 勘のいい方であればこの展開は予想できたかもしれない。 第三新興街の次に向かった先は、青森から15km離れた浅虫温泉。「青森の奥座敷」と称される温泉街である。 青森県内の電車移動は色んな意味でしんどいので、滞在中は軽自動車を借りてそれ...2016.05.03 0青森県
青森県最果てのユートピア 青森・第三新興街 2016年3月26日。 かつて「昭和三大馬鹿査定」と揶揄された青函トンネルを、開通から28年のときを経て初めて新幹線が走り抜けた。 北海道から九州まで、新幹線で日本列島がひとつにつながった瞬間であった。 そんな北海道新幹線開業に沸く青...2016.05.02 0青森県