鴨川と高野川が合流する鴨川デルタがある街、出町柳。
京阪電車と叡山電車の始発駅としてよく知られるが、古くは鯖街道の終点だった。
この出町柳に歴史ある商店街があると言う。
出町柳駅から高野川、鴨川と二本の橋を渡るとそこには鯖街道口の石碑。
この日の目的地はそこからすぐの場所にあった。
出町桝形商店街
河原町通に面して姿を見せるアーケード、出町枡形商店街。
ジャンル的には、京都では数少ない“昭和レトロな商店街”の部類に入る。
そこから視線を左にずらすと、豆餅で有名な和菓子屋『出町ふたば』がある。
いつ来ても行列なのでこんな風景も日常のひとコマである。
純喫茶ぼぬーるさん。
外観がかなり好み。
信号を渡り、商店街へと足を踏み入れる。
この通りが「枡形通」であることが名の由来となっているそうだ。
大正時代に付近に市場が開設されたのがこの商店街の起源で、アーケードができたのは今から約50年前。
嗚呼、万国旗を見ると京阪トップ商店街を思い出すなぁ。
・・ん?なんか上から視線を感じる・・
・・・・・。
なんと、額に「出町マン」と書かれた謎の道化がこちらを見ていた。
なかまに してあげますか?
断る!
鯖街道の終着点だけに、「鯖街道踏破記念札貼所」なんてものがあった。
小浜からここまで歩いたらどれぐらいかかるんだろか。
かつて薬局だった建物をリノベーションし、2017年にオープンしたミニシアター「出町座」。
1階がカフェと書店になってる他、トークイベントなんかもよく行われるのだとか。
こういうカルチャーが育つのも学生街ならでは。
商店街に行くと必ず見てしまう吊り下げ看板。
各地で個性があるから楽しめるのよね。
出町桝形商店街のアーケードは全長164m。
この程よい距離で、40店舗ほどが営業している。
天ぷら屋の壁にめり込んでるエビフライがかわいい。
ココに市場が出来た頃から営業を続ける呉服店。
この鯖のモニュメントには「わかさばちゃん」という名が付けられているらしい。
若狭+鯖なのかな??
豆腐屋さん。未来に残したい風景すぎる…。
隣の肉屋もめちゃくちゃ渋い。
出町柳って京大や同志社が近くて学生の街でもあるんだけど、ここに足を運ぶうちにいつの間にかレトロ商店街が好きになってた、なんて若者も結構いるんじゃないかな。
まぁ、そうだとしたら嬉しいよね、って個人的願望でもあり。
しかしここすごいな。魚、肉、野菜、果物、豆腐とかほぼ網羅してるじゃないか。
途中にしれっとスーパーもあるんだけど共存できるぐらいには需要があるってことなんだろうね。素晴らしい。
京都銘菓、阿闍梨餅の取扱店舗に指定されている食料品店。
脇道に逸れたらこんな素敵な建物と出会った。
古いけど活気がある出町枡形商店街。
京都観光のついでにちょっと足を伸ばして行ってみてはいかがだろう。
せっかく来たので出町ふたばさんの豆餅を買って帰った。
この日京都市内に泊まってこれが夜食になったんだけど、あろうことか飲み物がワンカップしかなくて「京都だしこんなペアリングもありか・・お、意外といけるじゃん」ってなって無事完食。
やっぱ伏見の酒は旨いね。
[訪問日:2022年1月22日]

























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