京都市街地から北へ約15km。
叡山電鉄の終点、鞍馬ってそう言えば行ったことなかったなぁ。
ふと思い立って京都へ向かったのは、まだ寒さ厳しい2月の日だった。
前回書いた出町柳から叡電に揺られること30分。終点の鞍馬で降りた。
駅前には巨大な天狗像が設置されていて、何も知らずに来ると普通にビビる。
鞍馬山には昔から天狗が住んでいたとされ、幼少期に鞍馬寺に預けられた牛若丸(源義経)がこの天狗から剣術を学んだという伝説が残っている。
具体的な歴史は後に譲るとして、鞍馬のまちはこの古刹・鞍馬寺の門前町として栄えてきた。
ひとまずまちをぶらぶらしてみることにしよう。
駅前から出た道が鞍馬街道である。
ここに道標が設置してあった。
右 京みち
左 ひゑいさん道
とりあえず京みち(京都市内へ向かうという意味)方面から。
先ほどの道標から北へ行くと鞍馬寺があり、鞍馬のまちはそこから見て東西に伸びている。
Σ(||゚Д゚)ヒィィィィ
タイミングよく電車が来たのでパシャリ。
この鞍馬街道は京から鞍馬を経て、最終的に鯖街道へ合流する。
つまり鞍馬はただの門前町ではなく、街道筋の宿場であり、さらには物資の集散地としての性格も帯びており、そんなわけで商家が軒を連ねていた。
なるほど、歩いてみると確かに商家風の伝統的家屋が結構残っている。
中二階、平入、格子。概ねこの特徴を備えた民家が多かったように思う。
そう、ちょうどこんな感じの。
美しい川端風景。
いかにも豪商でした、って感じの立派なお屋敷。
ぼちぼち引き返そう。
駅のすぐそばに料理旅館が一軒。
鞍馬は電車で手軽に来られるからか、泊まれるところが非常に少ないようだ。
この先が枡形みたいになっていて、手前を左に曲がると鞍馬駅。二度目の直角を真っ直ぐ行くと鞍馬寺がある。
和菓子屋の多聞堂。よい佇まいだ。
いかにも門前町ですと言った土産物屋さんが最強に渋い。
今度は鞍馬寺の東側を歩いてみることにしよう。
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