あのときはまさかそんなことになろうとは予想だにしていなかった。
4年も歳月が流れていれば無理のない話ではあるが、今日は自分的にも懐かしみながら記事を書いていこうと思う。
この日筆者は、京都府綾部市にある料理旅館「小西屋」を訪れた。
長い間宿泊を切望していた旅館である。
市街地からもほど近い、旧街道に面した場所に旅館はあった。
小西屋旅館は敷地がとにかく広く、北側にはさらに2つの入口がある。
クルマを停めさせてもらったほうの入口。
桜が満開だった。
客はこちらから入るが、この左側にも入口がある。
女将さん曰く、左側のほうは関係者用の通用門とのことだった。
右側には坪庭。花手水が風流だ。
この日は他には誰も泊まっておらず、文字通りの貸し切り状態だった。
女将さんにご挨拶し、無事にチェックインを果たした。
旅館のことを伺うと、創業120年ぐらい、大体明治末期(30年代ぐらい)とのこと。
建物はもっと前からあった可能性があると仰っていた。
泊まった部屋。
入口右側に見えた坪庭の真上にあたる部屋で、広縁からの眺めがとにかく最高だった。
で、実は二間続き。
こんな広いとこ一人で使っていいんでしょうか…。
館内をしばし散策。
二階洗面所。
何この意匠。凄すぎる…。
一階へ下りよう。
一階はキレイな円窓に黄色のタイル。
なんかもう30分ぐらい歯磨きしちゃいそうなほどの素晴らしさ。
続いて浴室へ。
随所に目を引くタイル張りがあって楽しい。
うわぁ・・(語彙力
夕食
お食事会場。
(広い…)
食事中、女将さんとずっと喋ってたので写真はこれ一枚しか撮ってなかった。
縁側の向こうが庭になっていて、夜はライトアップされていた。
何という贅沢な空間。
広縁からの景色を眺め、、おやすみなさい。
翌朝
朝食も同じ場所で。
花頭窓が美しい。
朝ごはん。
縁側はこんな感じ。
実は小西屋には離れがある
北側の門の正面に日本家屋があるのが気になっていたが、実はそれは小西屋の離れ。
女将さんにお願いしたらこちらも見せて頂けた。
この門はかつては金ピカだったそうで、いい感じの色になってきたとは女将さんの談。
こちらが離れ。
今は年数回ぐらいしか使ってないと仰っていた。
入口。
この離れ。
戦後、京都府知事を務めた蜷川虎三氏が宿泊したことがあるそうだ。
また、世界救世教を創設した岡田茂吉氏(熱海の「MOA美術館」で有名な方ですね)も泊まったことがあって、今もそれ関係で見に来る人がいるとのこと。
縁側から眺める庭園が本当に素晴らしかったが、ツツジの季節はさらに美しく彩られるそうだ。
そんな小西屋さんが、昨年7月に閉業したと聞いたときは本当に残念だった。
Googleマップには「臨時休業」と書いてあるので、もしかしたら・・
そんな未来を期待しつつ、本記事の結びにしたいと思う。
[2022年4月宿泊]




































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