ボニンブルーの海に抱かれた要塞島…世界自然遺産の小笠原諸島・父島に眠る戦跡を見てきた

東京都
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5泊6日、現地で3日間を過ごした小笠原への旅もいよいよ帰るだけとなった。
映画の予告編、本編に見立てた以上、もちろんエンドロールだってちゃんと用意している。

おがさわら丸が二見港を出港するとき、港では恒例の見送りセレモニーが盛大に開催される。

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さらば父島

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観光客同士打ち解け合う者や、島で出会った人と別れを惜しむ者。辺りは、来たときとはまるで違う和やかなムードに包まれている。

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時期が時期だけに、教員か役場関係の人だと思うけど、小笠原村での任期を終えて内地へ戻る人の姿もあった。同僚たちから首にレイをかけられ花束を受け取る姿は、なんともこみ上げるものがあった。お疲れさまでした。

船が出港すると、クルーザーが何隻も追いかけてきて島民たちが見送ってくれる。そして最後は海に向かって豪快なダイブを披露してくれる。

百聞は一見。あとは動画でお楽しみください。(ちょっと長いですが)


24時間以上の船旅、現地で見たこと、食べたもの、出会った人…あらゆることが非日常でイベントそのものだった。
行きも帰りも同じ船だし、ツアーで一緒だった人とは自然と仲良くなりやすい。現地で飲みに行ったし、帰りの船でも酒盛りをしたり色々なことを話した。

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屋久島に行ったときも似たような感じだったけど、完全にプランが同じである小笠原はそれ以上だったように思う。
また、有給休暇を数日つぎ込まなければいけないため会社員にはハードルが高く、就職やら転職やら移住やら、島の人も含めてそういう人生の節目である人を比較的多く見かけた気がする。

人生色々。本当に久しぶりにそれを実感した。やはり旅の出会いは何物にも代えがたい、かけがえのない財産だと思う。

[訪問日:2016年4月1日~6日]


コメント

  1. maru より:

    海が綺麗ですね、、、私は海が綺麗なところは行ったことがないので
    定年後でも、行きたいと思います。

    そうそう、今公開中のアニメ映画「この世界の片隅に」
    お勧めしておきます。
    遊郭の建物もでてきます、、、大門とその側に立つ
    交番がなにを意味するのか、分かる観客は少ないと思いますが。

    • machii.narufumi より:

      今回はサイト的にはちょっと番外編のような扱いなのです。

      「この世界の片隅に」って、事務所と揉めた某女優が声優を務めたあの話題作ですよね?w
      お勧めされたら見ずにはいられないですね~。今度映画館に足を運んでみますね。

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