「宿泊」に関する記事一覧

これぞ秘湯!の素晴らしきお宿。微温湯温泉「旅館二階堂」に泊まった話
白石を発ち、向かったこの日のお宿は福島市の山中にある微温湯(ぬるゆ)温泉 旅館二階堂さん。このときの旅は宿ありきでプランニングした為、初日から結構なハードモードとなり旅館に着いたのはあたりがすっかり暗...

レトロな外観にゾッコン!鴨島の遍路宿「さくら旅館」に泊まった話
一昨年の秋に鴨島を歩いたときにその外観にすっかり魅了されてしまい、いつか泊まりに来たいと思っていたさくら旅館。翌GWにまた四国に行くことになったので、ここぞとばかりに予約を入れた。実は、この日に限って...

美保関に佇む文化財の温泉宿。『美保館』で圧倒的非日常感を味わう
美保関の話を書いておきながら、まさかね?と思ったみんなの期待を裏切るわけにいかないでしょ!と謎の使命感とともに綴るのはもちろん「美保館」に泊まった話である。と言うか、この旅のメインイベントが大山に登る...

泊まれる登録有形文化財。津山市の「あけぼの旅館」に泊まった話
1603年に森忠政が入封して以来、400年に渡って城下町として栄えてきた美作地方の中心、岡山県津山市。津山城の南西、城と駅の中間あたりのかつて町人地だったところに、現存する旅館では津山市最古、登録有形...

日本初のアルベルゴ・ディフーゾ。矢掛町で江戸時代の米蔵に泊まった話
2021GWの岡山遠征。一日分書くのに実にひと月近くも擁してしまったが、矢掛宿を散策後、初日はそのまま矢掛で宿を取った。もちろん、宿は文中でも紹介した「矢掛屋(「矢掛屋 INN&SUITES」)」であ...

泊まれる遊郭。京都・橋本遊郭の旧三枡楼を改装した「旅館 橋本の香」
昨年、京街道沿いの色街、京都の「橋本遊郭」を6年半ぶりに訪れた。実は関西に移ってからは一度も足を運んでおらず、現状確認と言う意味ではやや期間が空きすぎてしまった感も否めなかった。橋本遊郭の現状2020...

創業は幕末!ゆかりの人々に圧倒される備前の老舗宿『ゑびすや荒木旅館』に泊まった話
古くは瀬戸内の良港として栄え、旧山陽道の片上宿としても賑わった岡山県の備前片上。宿場町時代の記憶をすっかり忘れてしまった通りで、往時を偲ばせるものと言えばかつてその場所に何があったかを記した標柱ぐらい...

うどん県の遍路宿。明治期創業、さぬき市志度の「以志や旅館」に泊まってきた
北木島からスタートし、真鍋島を経て笠岡港へ。そこからクルマに乗り換え、瀬戸大橋を渡り、途中与島に寄りつつうどん県へ。長い長い一日の終わりに選んだ宿が、香川県さぬき市の志度にある登録有形文化財のお宿、『...

魅惑の木造三階建て!創業120年、北木島の老舗旅館「天野屋旅館」に泊まってきた
泊りがけの島旅では、「どこに宿を取るか」というのが比較的大きなテーマとなる。島によっては宿がなかったりすることもあるし、小さな民宿では通年営業してなかったりなんてこともある。その点、このときの旅は悩む...

創業300年。海の京都、宮津に佇む文人墨客の宿「清輝楼」を訪ねる
股のぞきで有名な日本三景、「天橋立」がある京都の宮津市は古くから城下町、また、港町として栄えてきたまちである。宮津と言えば、以前花街(遊郭)だった新浜地区を訪ねたことがあるが、伝統的な町並み、建物がよ...

名物粥が美味すぎる!創業150年の塩田温泉「上山旅館」に泊まる
この活動を始めてから、早いものでもう7年。基本的には町並みや商店街。たまに博物館的な施設が題材になることもあるが、昨年あたりから老舗旅館にも興味が出てきた。どす黒く変色したただただボロボロの木造旅館だ...

白川郷に行ったらせっかくなので合掌造りに泊まってみませんか
世界遺産の白川郷。せっかく行くなら泊まらないのはもったいないと、満を持して合掌造りの民宿を予約しておいた。宿泊したのはこちらの「民宿ふるさと」。集落の奥のほうと言えば奥のほうだけど、メインストリートか...

別府・北部旅館街で元遊郭の「旅館すずめ」に泊まった話
別府へ行こうとしたそもそもの動機だった。 およそひと月前。3泊4日の熊本~長崎方面の旅を終え、長崎空港のロビーから予約の電話をかけた。幸い部屋は空いており、無事予約を取ることができた。短い時間ではあっ...

元遊郭の宿・門司港のゲストハウス「PORTO」に泊まって来ました
かつて、今の関門トンネル入口付近にあった門司港の馬場遊郭。国道2号線を挟んだ反対側の蛭子町(現在は東門司1丁目)にも遊郭があったそうで、当時の建物が1軒だけ残っています。現在はゲストハウス「PORTO...

昭和初期の純日本建築!室戸市吉良川の和の宿「角屋」に泊まった話
四国旅二日目は室戸で宿を取った。とは言え、せっかく四国の最果てまで行って今風のペンションや新しい旅館に泊まるのは味気ない。室戸には「吉良川」と言う重伝建になっている古い町並みがあり、調べてみたら1棟貸...

だから 奈良、行こう。木辻遊郭の転業旅館『静観荘』に泊まってきた
奈良・三大遊郭のひとつ『木辻遊郭』。日本最古レベルのその「廓」にずっと残したままだった宿題を、昨年末、ようやく片付けることができた。4年越しの恋あれは忘れもしない、2014年夏。予約失敗 ⇒ 予約失敗...

元遊郭、だぞっ!築100年超、萩の『芳和荘』に泊まろう
今年は明治維新150周年の節目の年にあたる。 その明治維新の震源地、小京都の名で呼ばれる山口県萩市に、昨夏観光で足を運んだ。 そのとき宿泊したのが、遊郭・赤線クラスタに不動の人気を誇る『芳和荘』。 ...

お伊勢参りの精進落とし。創業200年超、元遊郭の料理旅館『麻吉旅館』に泊まってきた
江戸時代、江戸の吉原、京の島原とともに三大遊郭とまで言われた伊勢・古市遊郭。 今ではもう付近はすっかり住宅街になってしまい、昔日の面影は影も形もない。 しかし、ただ一軒だけ当時の賑わいを今に伝える建...

私を遊郭に連れてって!京都・五条楽園で「宿や平岩」に泊まる
京都、五条楽園。 前回の訪問(2014年7月)から早いもので4年近い歳月が流れ、そろそろ定点観測しなければ…との思いから、2月に久しぶりに京都に足を運んだ。 いや、その理由は後付けに過ぎない...

昔遊郭だった「霞月旅館」(京都府舞鶴市)に宿泊してきました
京都の舞鶴市にあった朝代遊郭。 そこには、かつて“霞月楼”という名の妓楼だった、「霞月旅館」があることを紹介した。 そして実は、この日筆者が泊まったのがこの霞月旅館だったりするのである。 奇遇な...