近畿地方の記事一覧

畑原東商店街 東畑原市場 畑原東市場 畑原市場 – 神戸市灘区
3回に渡って取り上げてきた灘区、水道筋エリアの市場群。いよいよ今回を持って完結となる。最後に紹介したいのが水道筋商店街の一本北側に並行する、名に「畑原」がつく市場群である。復習しよう。水道筋は大正時代...

間もなく100年!灘中央市場 – 神戸市灘区
灘センター商店街と灘中央筋商店街、そして水道筋商店街に挟まれた一角に『灘中央市場』はある。灘中央筋商店街側の入口。もう足を踏み入れる前からワクワクが止まらない。再開発でとうとう解体されてしまった垂水廉...

水道筋商店街 灘センター商店街 灘中央筋商店街 – 神戸市灘区
前回歩いた摩耶商店街は少し離れたところにある市場で、このエリアの中心的存在は何と言っても『水道筋商店街』である。このエリアはさながら市場の密集地帯となっていてなかなか全貌が掴みづらいので、再確認の意味...

こんな所に市場が!?神戸市灘区『摩耶商店街』
レトロ市場。レトロアーケード。レトロ商店街。色々な呼び方があるが、とりわけ関西圏でこう呼ばれる代物が多いのが大阪市、尼崎市、そして神戸市である。これまで数々の市場を紹介してきた神戸で、有名でありながら...

都会のエアポケットを探して。吹田の古い町並みを歩いた
大阪の吹田と聞いて皆さんは何をイメージするだろうか?万博記念公園と太陽の塔、あと吹田JCTぐらいではなかろうかと思う。関西人であればあと千里ニュータウンが出てくるかな。大阪市にも近く、住みたい街の常連...

玉ねぎ島の歓楽街。洲本新開地と弁天銀座を歩く
福良を歩いた翌日。寄りたいところがあったので久しぶりに洲本へ行った。目当ての場所へと向かっていたら、ものすごく香ばしいRC造と出会った。いつ頃の代物かは不明だが、「JET BOWL」と書かれたそれはど...

玉ねぎ島の漁師町。南あわじ市「福良」の町並み
玉ねぎ島、こと淡路島の最南端は南あわじ市。大鳴門橋からも近い、入り江に面した「福良」は南あわじになる前、南淡町の中心部だった漁師町である。今日はこの福良を歩いてみたい。天然の良港であると同時に、大鳴門...

上新庄の「稲荷商店街」と「小松商店街」がいい具合に昭和レトロだった話
お上品な阪急沿線において、ややイメージを異とするのが治安が悪いイメージがつきまとう京都線の淡路~上新庄界隈である。とある試験を受けに行ったらたまたま会場が「大阪経済大学」だったことで、生まれて初めて上...

とにかく長い!「鶴見橋商店街」と「津守商店街」をぶっ通しで歩き倒せ
西天下茶屋から北上し、この日最後に歩いたのは「鶴見橋商店街」。玉出から始まり、距離はどれぐらいだろうか。とにかくよく歩いた一日だった。「鶴見橋商店街」は東西に1km延びる、長いことで有名な商店街。着い...

まるでダンジョン!巨大な異空間、西天下茶屋『銀座商店街』に彷徨え
天下茶屋駅から西へ歩いて10分ほど。国道26号線を越えてしばらく行くと、浪速のローカル線こと南海汐見橋線の「西天下茶屋駅」にたどり着く。駅を右手に見やりながら線路を渡ると、出し抜けにY字路と正対する。...

「天下茶屋駅前商店街」と「天下茶屋商店会」 (大阪市西成区)
玉出の次に訪れたのは、岸里玉出駅から南海線で一駅の「天下茶屋」。読み方は「てんがちゃや」。会社の同僚(大阪人)は「ガチャ」と呼んでいたので、関西人にはそういう呼ばれ方をするんでしょう。たぶん。どうせ一...

スーパー玉出爆誕の地。西成区『玉出本通商店街』
大阪市内にはまだまだ未訪問のレトロ市場やアーケードがたくさんあるのに、なぜかなかなか足が向かなかった筆者を久しぶりに駆り立てたのはやはり「解体」にまつわる情報だった。やって来たのは西成区の最南端、玉出...

神戸市兵庫区 稲荷市場跡を訪ねて
久しぶりに神戸の市場の話を。「稲荷市場」なるものの存在を誰かに教えてもらい、初めて聞いたこともあってどんなところだろかと行ってみることにした。場所は神戸駅から南へ10分ほど歩いた、川崎重工の近く。ハー...

Road of SABA。鯖街道『朽木宿』市場地区
鯖街道。若狭国(現福井県)と京を結んだ街道は、いつしかそんな愛称で呼ばれるようになって久しい。おもに海産物を運ぶためのルートで、中でも鯖が主要であったことが由来とされる。“鯖街道”と呼ばれる街道は実は...

琵琶湖湖上交通の要衝として栄えた『海津』の町並み
敦賀から国道161号線をひた走ると越境して滋賀県に入り、やがて琵琶湖へと至る。「海津」と言う地区だ。ココには、古くから琵琶湖の港として、また旧街道(北国街道)の宿場町としても栄えた繁栄の歴史がある。今...

日本六古窯・丹波焼の里!窯元風情漂う路地を歩こう
丹波焼をご存知だろうか。越前・瀬戸・常滑・信楽・備前とともに「日本六古窯」に数えられている、古来から続く伝統的な焼き物である。その歴史たるや、平安時代後期から約800年続く伝統を誇る。今日はこの丹波焼...

楽しいがいっぱい。レトログッズの宝庫「思い出の記録博物館」
鉱山町として栄えた生野の口銀谷から銀山方面へ向かうと、奥銀谷と言う集落を通る。生野銀山のほんの少し手前、油断してると見落としそうな普通の古民家に、目ざとい人は気がつくだろうと思う。よく見るとちょっと普...

日本の近代化に貢献しまくった大鉱山「生野銀山」と生野の町並みを眺める
兵庫県北部の但馬地方には、日本有数の鉱山として知られる生野銀山(いくのぎんざん)がある。このエリア自体が鉱山として有名で、以前「明延鉱山」の話を書いたがとりわけ最も知名度が高いのが生野銀山である。日本...

但馬地方の中心地。旧街道の宿場町「和田山」を歩く
前回書いた矢名瀬からひと駅。矢名瀬がかつての但馬地方の玄関口なら、「和田山」は現在の玄関口である。播州から但馬へ至る播但線は、姫路とここ和田山を繋いでいる。山陰本線と播但線が交わる和田山は山陰道と播但...

表と裏の分岐点。時代を彩った静かな町、朝来市矢名瀬町を歩く
竹田城で有名な兵庫県朝来市の中心部と言えば和田山になるが、ひと駅離れた「梁瀬」は山東町(合併して朝来市となり消滅)の中心だったまちだ。駅は「梁瀬」だが地名は「矢名瀬」となるこのまちには、かつて街道の分...